初対面のシーンで、女性は男のどこをチェックしているのか? それは男なら誰もが気になるところ。
最近は“美容男子”という言葉も一般化しているけれど、女性からの好感度を上げるには、何をケアするのが近道なのか? 女性3人にリアルな意見を聞いてみた。
服装や肌、ニオイはもちろん、いい男の重要項目は「髪」
女性は、初めて会った男性のあらゆるところをチェックしているらしい。そんな話はよく聞くし、そのすべてを気にしたらキリがない。
服や小物選びだけでも頭を悩ますのに、肌、髪型、ニオイetc.……を常にケアするのは、正直大変だ。
ならば好感度アップの最短ルートを教えてください! ってことで、女性3人にお集まりいただいた。
悩める男性たちは、心して読んでほしい。
お話を聞いたのはこの3人
窪内有紗(くぼうちありさ)さん世界13カ国に500店舗以上展開しているアイウェアブランド「OWNDAYS(オンデーズ)」の広報を務める。米・カリフォルニアへの留学経験があり英語も堪能。神奈川県生まれ。
粟田愛璃(あわたあいり)さん表参道のシェアサロンで働く美容師。保育園児から中年男性まで、リアルな現場で髪の悩みに答えるまさにプロフェッショナル。福岡県生まれで、ファッションと食べ歩きが好き。
上枝みどり(うええだみどり)さんセレクトショップスタッフ、プレスを経てフリーランスのPRとして独立。アパレルを中心に、コスメやライフスタイル全般を扱う。静岡県生まれ。
――ファッションメディアとしてまずお聞きしたいのが、みなさん男のどんな格好やスタイルが好きですか?(※以下敬称略)上枝:個人的には、気合いを入れ過ぎていない、ちょっとユルいスタイルが好きですね。
粟田:私もそうですね。バシっとしたスーツの方を素敵!って思うことも多々ありますが、抜け感を自然に演出できる人にやっぱり惹かれます。
窪内:私は、できればキメる面もユルい面も両面あって欲しい派です。普段はスーツでカチッとキメていて、休日はラフ。そんなギャップがあったほうがキュンときます(笑)。
――そういう男性のスタイルが目に入った時に、ファッション以外で気になるのはどこですか?粟田:私はやっぱり髪型ですかね。職業柄もありますが。
窪内:確かに髪や頭は自然に目が行きます。重視するのは清潔感ですかね。もみあげだけが異様に長かったり、襟足が不揃いに伸びていたりするのはイヤかも(笑)。
上枝:無造作でもいいけど、ちゃんと清潔感があるかないか、そこが重要ですね。フケがあったり、アブラっぽいのはちょっとキビしいかも(笑)。
――アブラっぽいのがちょっと、という話はよく聞きますが、例えばグロッシーなスタイリング剤をたっぷり着けているのもなしですか?上枝:スタイリング剤も着け過ぎはイヤですけど、いちばんダメなのが、そうではないベタつき。
粟田:スタイリング剤によるグロッシーさというより頭皮のアブラっぽさによるベタつきは、気になるかもしれません。
窪内:頭皮と顔は繋がっているので、顔がアブラっぽいと、結局、髪もアブラっぽいと思っちゃうかも(笑)。
上枝:そう! だから、女性に限らず周囲を意識したケアをちゃんとしていないと、髪にも出るんだと思います。
――髪がアブラっぽいのは、ケアが不十分であると……、他に気になるものは?窪内:ニオイもかなり気になりますね。
粟田:ニオイは近い距離だと避けようがないですよね。
――ニオイとはどんなニオイですか?窪内:例えるなら、何度も揚げ物に使ったあとの油みたいな……(笑)。
上枝:ニオイとフケ、そしてベタつき、これを許せる女子は基本的にいないと思います。
粟田:その中でもニオイはいちばん気になるかもしれないですね。
上枝:結局は周囲の人を意識した清潔感が大事。清潔感を保つ努力ができているかが重要。
窪内:多少ファッションや髪型が自分好みじゃなくても、清潔感があれば、全然好感度は高いですよ。
――では、髪のボリューム感はどうでしょうか? ないとやはり印象は悪いですか?窪内:ボリューム感がないから印象が悪いということはないと思います。
上枝:ただ、髪にハリやコシがないと、ちょっと元気がない感じはするかも(笑)。
粟田:せっかくお洒落でも髪まで気がつかわれてないと、もう少しのセットでさらに良くなるのになぁって思います。
――やはり髪のボリューム感があると若く見えるってことですかね?窪内:それはあると思います。もちろん、キャラや年齢もあると思いますが。
上枝:清潔感はあるのに髪が寂しく見える場合は、もったいないというか、もっとやりようはあるはずってなる(笑)。
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