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2023.08.05

ファッション

ニューバランス1600の特徴と人気の理由。そもそも何? 履き心地は? デザインのポイントは?


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ニューバランス1600とは?


ニューバランスを語る上で重要モデルである900番台の上に位置する、プレステージシリーズが1000番台。

かのラルフ・ローレンから“雲の上を歩いているようだ”と褒め称えられたことで知られるM1300を筆頭に、時代に合わせた最新機能と上質な素材を組み合わせたモデルを展開。世界を巻き込んで常に話題を呼んでいる。

「1600」は、1000番台の4代目として登場。ブランドで初めて、ミッドソールの一部にABZORBを採用している。また、「1000番台は近未来的なデザインである」ということを認識させたモデルとしても有名だ。

当時発売されたオリジナルモデルは3万円代以上と高額だったが、のちにアメリカ製スペックをそのまま搭載しながら価格帯を抑えたアジア製もリリース。

より広いユーザーが買えるようになり、現在も多くのファンを魅了する。


ニューバランス1600の特徴・人気の理由

優れたクッション性と履き心地



1600の特筆すべき点は、ずばり履き心地の良さ。その秘密は、ニューバランスが独自開発したミッドソールの一部にABZORBを採用していることだ。

均一に発泡するクッションフォームを採用したクッション材であり、着用の際に足にかかる衝撃を吸収。さらには反発弾性を備えることで、快適な歩行を実現する。

またENCAP構造を搭載し、安定感とクッション性を向上させている点もユニーク。これにより、履く人の足を選ばない抜群の歩行安定性を約束してくれる。

スニーカーに求められる機能がギュッと詰め込まれているので、日常でもランニングでも幅広く使えるのだ。

デザイン・カラーリング

複雑に裁断されたシンセティックレザーとメッシュ素材を組み合わせたアッパー、そしてシャープなウィズを採用し、ハイテクでありながらもレトロな雰囲気にまとまっているのも1600の魅力。コントラストを効かせたカラーリングは、上品な足元を演出してくれる。

人気セレクトショップやハイブランドとのコラボレーションも多く、1000番台でも特に人気の高いモデルと言えるだろう。

耐久性の高さ

1600は上質な皮革とメッシュ地を組み合わせて作られており、ヘタりにくく耐久性の高さも折り紙つき。

履けば履くほど足に馴染み、メンテナンスも簡単で、末長く付き合えるはずだ。

小さくなったNロゴ



1500で使われる「小Nロゴ」は、1600にも継承されている。

ロゴの刺しゅうが太くミニマムな印象ながらも、1000番台の特徴である最先端のデザイン性を意識したフォルムともマッチ。さり気く個性を出せるモチーフとして効いている。

この洗練されたデザインは、都会的なスタイリングとも相性抜群。多くのファッショニスタから指名買いされる理由のひとつである。

サイズ感

他のニューバランスのスニーカーに比べ、1600は若干つま先部分をタイトにしたデザインが採用されている。

横幅は日本人に合わせやすいサイズ感だが、購入時のサイズは普段より0.5cmくらい大きめを選んで余裕を持たせるのがオススメだ。

まとめ

1000番台に未来的なイメージを植え付けたモデルである1600は、ABZORBを採用して抜群の履き心地を実現。多くのユーザーを魅了してきた。

ニューバランスの隠れ名作とも呼ばれる存在であり、その雲上の履き心地は一度足を通せばヤミツキになること必至だ。

POW-DER=文 

※記事内のアイテム写真はすべて、過去のオーシャンズアーカイブからのイメージ写真であり、現在は販売していない可能性があります。

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