▶︎すべての写真を見る オーシャンズな男たちにとって、デニムはもはやユニフォーム。でも、デニム=インディゴだと決めつけるのは早計。ブラックデニムを忘れてはならない。
黒の落ち着いた佇まいと、どんな色とも合わせやすい包容力の広さ。そして、デニム特有のラフさ。それらを踏まえると、ブラックデニムほど万能なものはない。
とはいえ、シルエットによっては間違った方向に行きがちなこともあり、アイテム選びが難しい。そこでおすすめしたのが、ワイルドサイド ヨウジヤマモトとアナトミカがコラボレーションしたブラックデニムだ。
シルエットといい、ディテールといい、まさにカジュアルスタイルを愛する大人が選ぶべきボトムスである。
アナトミカの定番デニムパンツをワイルドサイド仕様にカスタマイズ
ワイルドサイド x アナトミカ 314 GARY MOD 4万9500円(税込)
ワイルドサイド ヨウジヤマモトが今回コラボレーションしたアナトミカは、1994年にフランスで立ち上げられたコンセプトショップのオリジナルブランド。
世界的ビンテージコレクター・寺本欣児氏とのコラボレーションを2008年より始め、アメリカンビンテージに目を向けたオリジナルガーメントを生み出している。
今回のコラボレーションでは、アナトミカの定番デニムパンツである「314 GARY」がベースになっている。「314 GARY」は、1930年代に生まれた世界初の女性用デニムが原型になっている。
股上深めのワイルドシルエット、ボタンフライ、股上下部のリベット、背面のシンチバック、オレンジとイエローの2トーンステッチワークなど、ヴィンテージを忠実に再現したモデルだ。
その「314 GARY」をベースに、ブラックデニムを使用してワイルドサイド仕様にカスタマイズ。アナトミカの頭文字である“A”が刻印されたレザーパッチも特別に黒に変更され、ヨウジヤマモト社のコンセプトカラーである黒を基調にしたアイテムになっている。
サイズ展開に関してもオリジナルとは異なり、30〜40インチとあえて大きめのサイズをラインナップ。ジャストサイズではなく、オーバサイズをベルトで締めて履くというヨウジヤマモト社のアイデンティティを貫いた着こなしを提案している。
ベルトを通しやすくするため、ベルトループを増やしてシンチバックの位置を下げているのもポイントだ。
取り扱いは、公式オンラインプラットフォーム、WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO OSAKA、阪急メンズ東京ポップアップストア。大人なデニムを追い求めているのなら、ぜひチェックしてほしい一本だ。
[問い合わせ]ヨウジヤマモト プレスルーム03-5463-1500https://wildside-online.jp/