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【7足目】ナイキ SB × ジョーダン ブランド



続いては、2014年に発表されたこちらのモデル。プロデュースしたのはカリフォルニア出身のレジェンドスケーター、ランス・マウンテンである。

彼がエア ジョーダン 1を履きながらスケートをしていたのは有名で、とあるスケートビデオでは左右異なるカラーのエア ジョーダン 1を合わせていたこともある。そこから着想を得て製作されたのだが、なんといってもギミックが面白い。

●おっくんさんコメント●


「厳密にはコラボと言えないかもしれないですが、ナイキブランドを掛け合わせたモデルということで選ばせてもらいました。

当初は真っ白なんですけど、履き続けるほどにペイントのコーティングが剥がれて、ロイヤルとブレッドがのカラーが現れます。この驚きこそ、コラボの真骨頂のように感じます。アシンメトリーも心憎いですよね。

大胆な手法ですが、実はSBでよくやっているんです。スケボーってトリック時にデッキをスニーカーで擦り上げるじゃないですか。おそらくそういった要素を取り入れた仕掛けだと思うんですよね」。

【8足目】ナイジェル・シルベスター × ジョーダンブランド



スケートボードのお次はBMX。プロのBMXライダーとして実力を高く評価され、2017年にはフォーブスのスポーツカテゴリーにおける“30 UNDER 30” にも選出されているナイジェル・シルベスター。

そんな彼がナイキと初遭遇を果たしたのは2018年。それがこの「エア ジョーダン 1 ハイ OG」である。彼が履き古したスニーカーが出発点となった同作は、それをイメージさせる加工が話題を呼んだ。

●おっくんさんコメント●


「このヴィンテージ加工がたまらないですよね。ソールも履き古したような仕様になっている。おそらく履きながらBMXを滑走していた頃の一足を表現したのでしょう。

あと、SBによく見られるんですけど、エア ジョーダン 1 ハイでトゥ部分にミニスウッシュが入るのはすごい珍しいんです。そういったところもポイントですよね」。


4/4

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