▶︎すべての写真を見る 昨今の時計界においては、小径化がトレンドとなっている。とりわけ40mm以下のケース径は注目度が高い。時計の本場、欧州に比べて、小柄な体躯といえる日本人にとっては歓迎すべき現象だ。
細い手首に気持ち良く収まるだけでなく、ヴィンテージウォッチライクな見た目もグッとくる。そしてありがたいことに、我らが好む、定番もまた時流に応じて、サイズダウンが図られているのだ。
SSケース、自動巻き、ケース直径39.0mm。80万8500円/ タグ・ホイヤー(LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー 03-5635-7054)
フラッグシップの「タグ・ホイヤー カレラ」も、誕生60周年を迎えた今年、フルモデルチェンジを敢行。コレクターに人気のドーム型風防「グラスボックス」に着想を得たデザインの39mmに。
これまでクロノグラフは42mm以上だったため、かなりコンパクトなルックスとなった。
腕時計80万8500円/ タグ・ホイヤー(LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー 03-5635-7054)、Tシャツ1万7600円/RHC(RHC ロンハーマン 0120-008-752)、ショーツ2万7500円/バテンウェア(アリガインターナショナル 03-6659-4126)、サングラス4万9500円/ギャレットライトカリフォルニアオプティカル(コンティニュエ 03-3792-8978)
日々刻々、ファッショントレンドは変化するが、時計のトレンドもまた変わるもの。特にケースサイズのアップデートはデリケートだ。
それに伴う手間は計り知れないが、仕上がった新作を見るとやはり新鮮に映る。