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2023.07.03

ファッション

「プラダ」の下着は老舗の蕎麦のよう。タンクトップ&ショーツの魅力について解説

昔ながらのオーセンティックなデザインを踏襲。ひと言で言えば紳士の下着である。これからの季節、シャツの下にはぜひこんなタンクトップを。胸元からトライアングルロゴが覗くのもありだろう。素材はいずれもコットン100%。タンクトップ11万7700円、ショーツ6万6000円[ともに予価]/ともにプラダ 0120-45-1913

昔ながらのオーセンティックなデザインを踏襲。ひと言で言えば紳士の下着である。これからの季節、シャツの下にはぜひこんなタンクトップを。胸元からトライアングルロゴが覗くのもありだろう。素材はいずれもコットン100%。タンクトップ11万7700円、ショーツ6万6000円[ともに予価]/ともにプラダ 0120-45-1913

この記事は、オーシャンズ8月号から抜粋しています。すべての特集は本誌で
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削ぎ落としたデザインでラグジュアリーを表現するのがプラダの真骨頂。いつの時代も、どのアイテムにおいてもクリエイティビティが一貫しているブランドという点で特別な存在だ。

一度身に着ければ実感できると思うが、シャツもデニムもバックパックもシンプルだけど実に豊かなのである。

このアンダーウェアはそんなプラダのフィロソフィーを最も簡潔に、誰にでも理解できる形で具現したアイテムなのかも。

色はごまかしの利かない白。素材の良さと確かな作りだけで勝負している。食事にたとえれば老舗の蕎麦屋の、きりっと整ったせいろであろうか。

タンクトップの胸元とショーツのウエストにあしらわれたトライアングルロゴは、さしずめ山葵といったところ。この薬味があるからシンプルなデザインの“うまさ”が引き立つというものである。

毎日食べても……いや、毎日着ても飽きない上質なアンダーウェア。こういう服こそ我々にとっての真のエッセンシャル(=必要不可欠)なのだ。


清水健吾=写真 来田拓也=スタイリング 加瀬友重=文

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