品質に対するビクトリの絶対的な自信
冒頭のタフネスを体現するのが、ブランドがこだわる高い品質そのものだ。
スポーティルックな「ジャーニー 1884」は、15分目盛がつく逆回転ベゼルが象徴するように、ダイバーズウォッチでもある。それも、ISO22810認定を取得した200m/20気圧防水という本格派。
当然ながら、タフネスで名を馳せるビクトリノックスの時計だけに、耐衝撃性においては、ISO1413認定を取得。少なくとも1mの高さから木の床に落としても正常に動くことが保証されている。
クオーツモデルにおいては、ISO764の耐磁性も認定。耐磁性4800A/m の直流磁界中においても作動する。磁界に接近させがちな、現代においては、非常にありがたい性能だ。
「ジャーニー 1884」クオーツモデル。43mm径、SSケース。11万円/ビクトリノックス(ビクトリノックス ジャパン 03-3796-0951)
自動巻きモデルのベゼルには、セラミックリングが装着されており、耐傷性も実現(クオーツモデルは、アルミニウムリング)。
また、ビクトリノックスの腕時計は、「国際保証5年+」を謳っており、購入日より5年間は、通常使用の過程で生じた材料や製造工程に起因する欠陥に対して保証される。
時計において、ここまで謳うブランドは決して多くないなかで、ラゲッジ類において1+10年保証を行っているビクトリノックスらしく、安心して使える道具を追求した結果の措置だろう。
また、ステンレススチールのパーツには、再生された316Lスチールを50〜90%を使用。資源の責任ある使用についても、安心感が高い。
このように、ずらりと並べた性能の数々が、まさに高品質を掲げるブランドの絶対的な自信そのものということなのだ。
3/3