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――では、スマートカジュアルな職場で、どんな服なら好感が持てますか?

マリコ 私はポロシャツが好きです。ネイビーのポロシャツにベージュのチノパンとか。

シズカ ポロシャツはいいよね。だけど同じ襟付きでも、柄×柄のゴルフウェアをところかまわず着るのは違うんじゃない?って思います。

アイ たしかにそれはないかも(笑)。

――ちなみにスーツにリュックの組み合わせって今多いですけど、あれはアリですか?

マリコ 個人的には格好良いと思ってなかったけど、時代がそういう流れだし、慣れましたね。

シズカ 慣れたよね。



マリコ ただ、黒いナイロンとかレザーのリュックだと、センスがいいなって思います。登山用のがっちりしたリュックを仕事で使っている人を見ると、ちょっと違和感あるけど。

シズカ たしかに! 保育園のパパさんの中にもリュックを持っている方たちがいて。グッチの黒リュックを持っている人は、すごく格好いいなって思いました。

でも、それがサイドにペットボトルを入れるポケットが付いた、蛍光色の「ザ・山登り!」みたいなリュックだっとしたら、仕事にこれはどうなのだろう……?って思っていたかも。

アイ ビジネスで使うなら黒がいいですよね。

シズカ あ、でも逆も嫌じゃない? 普段スーツしか着ていないからか、プライベートでちょっと良いレストランに行くときも、バッグがなくて、仕事用のアルミのアタッシュケースを持ってるみたいな(笑)。

マリコ だったらバッグ持たなくていいんじゃないかって思う(笑)。



ユミコ ポケットに入れておいてって思うよね。

マリコ 財布も長財布がパンパンみたいなのは嫌ですよね。スマホとマネークリップぐらいのほうが、スマートだし、仕事ができるように見える。

ユミコ 領収書が多い方もいると思うので、ビジネスで長財布は許せるけど、プライベートは小さいものにするとか使い分けてほしいですね。


クールビズが一般的になり、スーツじゃなくても許されるオフィスが増えたからこそ、女性たちはよりシビアに見ているのだと心得ておこう。

次回はある意味、ファッションよりも重要な、夏のエチケットについてお送りする。

佐藤ゆたか=写真 林田順子=取材・文

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