ティソ シースター 1000 クオーツ 40mmは、視認性を⾼めるラッカー仕上げの⽂字盤にカラーミネラル製のベゼルを備え、発⾊の良さも実現する、⾼性能ダイバーズ。クオーツ、SS ケース、40mm径。ブラック&ゴールドモデル6 万3800 円、ブラックモデル、ブルーモデル各6万6000円/ティソ(03-6427-0366)
海が恋しくなる夏。海辺に⾜を運べない⽇常でも、⾝に着けるだけで夏気分を感じられるのが、ダイバーズウォッチだ。そしてオーバースペックである必要はないが、オンでもオフでも使えて、信頼性のおけるものが⾒つかればベスト。
ここに紹介するのが、スイスウォッチメーカーの名⾨、ティソが誇る名作ダイバーズコレクション「ティソ シースター 1000」に今年加わった40mm径モデルなのだが、あらゆる意味において“ちょうどいい”⼀本。
サイズやスペック、そしてデザイン性、信頼性など、全⽅位的に使えるその実⼒を、早速掘り下げていこう。
本格ダイバーズルックとその実⼒
1853年スイスメイドの名⾨、ティソが1950 年代に登場させた防⽔時計にその名前が由来する、時計史において由緒正しき愛称となるのが、この「シースター」だ。
今に連なる、名だたる防⽔時計が誕⽣した1950年代、当時すでに、ねじ込み式密閉構造の防⽔時計や耐磁性時計などを実現していたティソによって、時代の先端をゆくモデルが⽣み出されたわけだ。
こうした⾰新的なブランドアイデンティティを継承しているのが、現在、ティソが誇る⼈気ダイバーズコレクション「ティソ シースター 1000」なのだ。
裏蓋を⾒れば、タツノオトシゴを模した愛らしいコレクションロゴが拝め、その歴史を感じることができる。
そんな歴史的ダイバーズピースからの流れを汲む「シースター」コレクションだけに、ダイバーズとしての性能も本格的だ。
「ティソ シースター 1000」の名に冠される数字が表すのは、1000フィート=300m、つまり、30気圧防⽔。30気圧という⾼い防⽔性により、⽔辺のアクティビティで着⽤は⼼配ご無⽤。さらには、逆回転を防⽌する、単⽅向回転ベゼルを採⽤しており、潜⽔時間を計るために⽣まれたこの機能として必要⼗分なスペックを備える。
また、スポーツウォッチとしての視認性と、シンメトリカルなデザイン性を同居させたダイヤルデザインも秀逸。三⾓、バー、ドットで⽰されるインデックスには、⾼性能な夜光塗料であるスーパールミノバ®が採⽤され、暗所視認性も⾼めている。
由緒正しきダイバーズの系譜をつぐだけに、こうしたスペックは男⼼をくすぐるのに⼗分といえる。
こうした使い勝⼿の良さが、⽇常的に着⽤できる相棒としての必要⼗分条件を満たしてくれるはず。
もちろんカジュアルに合わせたって、スタイルのアクセントとして活躍必⾄となるわけだ。
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