楽しい夏。誰のせいでもなく、そそのかされちまう季節。その相棒たるサンダル選びに、もはや小難しい理屈はいらないのかも。気持ち良くて格好いい。それこそ正義で、ちょっとしたこだわりに共感できれば最高。
で、「マリブサンダルズ」。その代表作が、相当調子いいのだ。
アメリカきってのサーフシティであり、セレブタウンでもあるマリブ。そこで暮らすローカルサーファー、ケヴィン・オニールがブランドを立ち上げたのは2015年のこと。以来、マリブサンダルズの注目度は増すばかりだ。
当地の空気感を伝える開放的で上質な作りに加え、メキシコの伝統靴「ワラチ」をモチーフにした編み上げデザインも特徴。動物性の素材を一切使わない姿勢が、サスティナブルなマインドも刺激する。
そんなブランドが持つ魅力を余すことなく伝えるのが、アイコンモデル「ZUMA(ズマ)」だ。手編みのアッパーと柔らかいポリウレタン製フットベッドが、気軽に突っかけた足を驚くほど優しくサポート。ゴム製のソールはシンプルながら、耐久性に加えてグリップ力も高い。
「ズマ」1万2100円/マリブサンダルズ(シードコーポレーション 054-282-2112)
カリフォルニアの人気スポット、ズマビーチを由来とするネーミングも、無性に夏ゴコロを動かすポイント。代表作だけにカラーバリエーションが豊富で、夏の開放感をいっそう高めるレインボーカラーのモデルもスタンバイする。と思いきや、デザインが豊富どころの話ではなかった!
実はズマには、進化版ともいうべき兄弟モデルも存在したのだ。
「ズマダブルストラップ」はアッパーの編み込みを細く、ダブルにすることでフィッティングがさらに向上。大胆にも、映画『初体験/リッジモントハイ』に登場したチェッカーボード柄のシューズにインスパイアされたモデルまで登場している。
「ズマ ダブルストラップ」1万2100円/マリブサンダルズ(シードコーポレーション 054-282-2112)
かたや「ズマ LX」は、編み込みを幅広のポップデザインにチェンジ。素材にはソフトでしなやかなスパンデックスが採用され、その表面のみポリエステル素材でカバーされる。
「ズマ LX」1万4300円/マリブサンダルズ(シードコーポレーション 054-282-2112)
炎天下にぜんぜん意味なくても家を出たくなる夏。やっぱり買わずにはいられない、夏用のサンダル。そのリストに、ぜひマリブサンダルズのズマを登録しておいてほしい。この新しい波、ついつい流されちまってもきっと後悔はしないから。
[問い合わせ]シードコーポレーション054-282-2112https://malibusandals.jp