LA発祥のシューズブランド「クレイ」が、またも気持ちいいことを実践中。夏のお悩みを解決するふたつのニューモデルは、今まさに一見の価値あり。
サンダルをつっかけるか、スニーカーを履いて出かけるか。とことん気楽にいくなら前者だが、少しきちんと見えしたいときは後者だ。ただ、夏場ともなると気分的にもコーディネイト的にも素足にスニーカーが増えてくる。すると今度は臭いや汗のケアが面倒だ。
夏の足元事情は意外とナーバスだ。「そんな細かいことを……」と呆れるかもしれないが、“気持ちいい”と“ちゃんと見え”の両立は大人のファッションにおける永遠のテーマ。その日の満足度を些細な気分が左右することだって、決して少なくないのだ。
で、頼れる味方が「クレイ」より馳せ参じた。シンプルなアノニマスデザインはそのままに、メッシュアッパーで夏モードになった傑作が2型同時にラインアップ。さすがは“シティ・オブ・エンジェル”LA生まれの注目株、細かいアップデートがいづれ福音を呼び込むことを熟知している。
「ブラッドレイ ニット」各2万2000円/クレイ(リーガルコーポレーション 047-304-7261)
ブランドの看板モデルをベースにした「ブラッドレイ ニット」は、あえて細かい編み地のメッシュアッパーを採用。透け感を極力抑えてエレガントなルックスを保ちつつ、十分な通気性を備えた。
そのアッパーには海洋プラスチックゴミをリサイクルした素材「シークアルヤーン(SEAQUAL YARN)」を用い、シューレースもリサイクルナイロン製。件の両立に加えてサスティナブルな方向でも気分を上げる、三方よしの傑作だ。
「ポーター ニット」1万9800円/クレイ(リーガルコーポレーション 047-304-7261)
一方でスリッポンタイプの「ポーター ニット」は同様のリサイクル素材を使いながらも、より大胆な夏仕様に。空気孔の大きいメッシュアッパーは、見るからに涼しげかつ開放的。容易な着脱も相まって、まさにサンダル感覚で楽しめるだろう。
絶妙にメッシュアッパーの編み地が異なる2モデルは、いずれにせよ素足履きしたくなること請け合い。そんな気持ちを文字通り下支えしてくれるのが、インソール表面がコルクでできたフットベッドである。
靴底の湿気を適度に逃すことで、さらっとした肌触りが持続。足汗によるベタつきを回避して、暑い季節でも爽やかな気分で歩いていける。
さあ、夏が早くも待ち遠しい。と、その前に。今回のメッシュ&コルク仕様って、鬱陶しい梅雨にも最適なんじゃない? ってことで、早めの支度をおすすめしたい次第。
[問い合わせ]リーガルコーポレーション047-304-7261www.regal.co.jp/brand/clae