OCEANS

SHARE

  1. トップ
  2. ファッション
  3. アルピー酒井がファッション用語にブチギレ! こなれ感、奥行き、エアリーってなんだ!

2023.05.06

ファッション

アルピー酒井がファッション用語にブチギレ! こなれ感、奥行き、エアリーってなんだ!


▶︎すべての写真を見る

OCEANS Fashion X Talk」とは……

今年40歳を迎えるお笑いコンビ「アルコ&ピース 」の酒井健太さん。実はファッションに関するいろんな悩みを抱えているようで……。

4週にわたり、スタイリストの菊池さんとオーシャンズ編集長の原が、酒井さんの悩みに回答! 第一回のテーマは、ファッション雑誌でよく目にする用語の意味について。

▶︎動画も観てね!

【Question #53】
ファッション誌特有のキーワードの意味を知りたい

[左]原 亮太●OCEANS統括編集長。’79年生まれ。「辛い食べ物が苦手」という弱点を定期的に後輩たちからイジられるのが悩み。[中]酒井健太●‘83年生まれ。神奈川出身。お笑いコンビ「アルコ&ピース」のツッコミ担当。今年40歳を迎える1児の父。[右]菊池陽之介●’79年生まれ。スタイリスト熊谷隆志氏に師事し、2004年に独立。2022年は白ベースのコーデにハマっていたので、今年は原色を積極的に取り入れようかと思案中。

[左]原 亮太●OCEANS統括編集長。’79年生まれ。「全部上手くいく」が最近の口癖。[中]酒井健太●’83年生まれ。神奈川出身。お笑いコンビ「アルコ&ピース」のツッコミ担当。今年40歳を迎える1児の父。[右]菊池陽之介●’79年生まれ。スタイリスト熊谷隆志氏に師事し、2004年に独立。 

Q.ファッションを勉強しようと雑誌を読んだときに、「こなれ感」や「エアリー」といったキーワードが理解できません。それらの意味を教えてください。by 酒井健太

酒井 アルコ&ピースの酒井です、よろしくお願いします! 僕、今年で40歳になるんですけど、マジでファッションに疎いんですよ。でも、格好良いパパでいたいっていう想いもあって。

ハラ 今日はこんなにファッション雑誌を持ってきていただいて。



酒井 雑誌とか見ても、わからないキーワードがたくさんありすぎて、その辺もお二人に聞きたいなと。

ハラ 確かに。独特のワードありますもんね。

キクチ 出てきますね。「こなれ感」とかね。

酒井 実際、どういう意味なんですか?

ハラ じゃあ早速、スタイリストの観点から!

【Answer①】
「こなれ感」は着なれている感



キクチ こなれ感って、洋服のいろんなところに散りばめられているんです。まずは、モノが持つ、こなれた感じ。

例えばシャツでも、新品でノリ付き、みたいな感じじゃなくて、ちょっと着古したような雰囲気ものだと、服に着られている感じはなくなる。これ、一つ目のこなれ感です。

酒井 へぇ〜!

ハラ 酒井さん、解説中に意味わかんないときは、“チリンチリーン♪”で教えてくださいね。

酒井 “ホンマでっか”仕様ですね。でも、今の説明はわかりやすかったです。

キクチ デニムでも、はじめから少し洗いがかかっていたり、生地が柔らかい状態になっているものは、こなれていると。

じゃあ一方で、少しドレスっぽい、ハリがあるようなシャツをこなれさせるってときにどうするかというと、例えば、ボタンを2つ、3つ開けるっていう方法もある。僕も今日、開けてるんですけど。


 
ハラ オレも開けちゃってる。



酒井 あ、ホントだ! みんなもうやってんだ、こなれ感!

キクチ 袖をラフに捲るのもこなれ感だね。あとはハラさんみたいに、少しキレイめなシャツを、あえてスチームを当てずにシワを残して着ること。それも自分の体に馴染んでいるような雰囲気を出すっていう意味で、こなれ感。

酒井 ちょっとラフに見えるってことなんですかね。

キクチ 年齢を重ねていくほどに、服を着せられているような感じが出ない方が格好良い、ということですね。

【Answer②】
「エアリー」は風を纏うような雰囲気

酒井 わかんないこと、まだいっぱいあるんですよ。何ですか、「エアリー」って。言うでしょ、オシャレな人。

ハラ 春夏とかは特に多い言葉ですよね。

キクチ エアリーはもう単純に、風を纏うような雰囲気っていう話ですよね。僕も今日、風を纏う感じで来たんですけど。



ハラ 確かにふわっとしていたりとか、はらんでいる感じって気持ち良い雰囲気が出てるじゃないですか。書き手側としては、そういうニュアンスを伝えるために「エアリー」って書きたくなるんですよ。

酒井 なるほどねー。

キクチ あとは軽いとか、生地が薄いものなんかにも使うよね。ファっとなびくようなイメージを捉えている感じ。

2/2

次の記事を読み込んでいます。