いよいよ始まる「ワールドクラス 2023」
さて、今年も世界最大のカクテルコンペティンション「ワールドクラス2023年」がスタートした。
9月にブラジル・サンパウロで行われる世界大会の決勝に進むには、地区予選を突破する必要があるのだが、世界の各地区ですでに書類審査が始まっている。
日本では厳正な審査を通過した10人のバーテンダー達が、6月に開催される日本最終予選に出場。優勝に輝いた1名のみが世界大会に出場できる。
この大会、「Raising the Bar」(世界中のBAR文化価値を高める。そしてBARを通してお酒の楽しさ、素晴らしさをお客様に伝えていく)がコンセプトだけに、審査されるのはカクテルの味だけではない。「技術」「接客などのホスピタリティ」「カクテルのオリジナリティ」「プレゼンテーションスキル」、さらにカクテルに対する「パッション」も審査の対象になるのだ。
ファイナリストに選ばれたバーテンダーはオリジナルのビターズやリキュールなども用意して、独創的なアイデアをステージ上で余すところなく披露する。
つまりこの大会、カクテル好きなら絶対に見逃せないってわけだ。
ちなみに2022年は宮崎県「Wine & Bar麦家」の緒方唯さんが日本代表に選出され、「タンカレー ナンバーテン」部門で見事優勝を果たした。2015年には奈良のLAMP BARの金子道人さんが世界チャンピオンに輝いている。大会の過去の出場者や今回のファイナリストをチェックして、それぞれのバーを訪れるのもまた楽しいはずだ。
今年はどんなカクテルが登場し、誰が世界へと羽ばたくのか。ぜひチェックしてほしい。
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