▶︎すべての写真を見る ブルーの色調は数あれど、特に惹かれる条件は“色合いに奥行きがある”ことだと話すファンアゲイン・店主の高島大輔さん。
「あまり気にしたことはなかったけれど、似た素材でもダンガリーよりシャンブレーのほうが好きで、青と白の交織で生まれるトーンが好きなんだと思います。
ベタっとした青は僕には少し難しいと感じます。デニムをよくはくのも、それが理由なのだと思います」。
| ファンアゲイン 店主 高島大輔さん 45歳 セレクトショップのMDを経て、昨年の春に家具や雑貨を取り揃えるリサイクルショップ、ファンアゲインをオープン。無銘のもの、価値がないとされるものにフォーカスし、新しい価値を生み出している。 |
洋服に新しい価値を与えるアートとアイデア
「エストネーション×村上 周」のシャツ「前職時代に自分が企画した、廃棄予定の服の再生プロジェクトから生まれたもの。シルクスクリーンプリントで、アーティスト村上周さんのグラフィックを施しました。
仕上がりを見たときには感動しましたね。こういう消費のあり方を伝えていけたらなと思います」。
ルーズシルエットと少し距離をおくときに
「リーバイス」のデニム「’70年代のリーバイス『517』です。ルーズなシルエットもいいですが、細身の格好がしたいときに、ちょうどいいと思えたシルエット。
自分で付けたサンダーキャットのワッペンは、ジャケットを着ると隠れるのがポイント(笑)」。
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