▶︎すべての写真を見る 「30mens / 30days SNAP 〜春アウター着回し術〜」とは…… オーシャンズをはじめ、TVや映画でも大活躍中の平山祐介さんの登場だ。
春にうれしいお役立ちアウターを主役にした、寒暖2パターンのプライベートルックをパパラッチ!
<SNAP No.3>平山祐介さん 平山祐介●オーシャンズの看板モデル。現在は役者としても活躍し、テレビドラマ『海猿』や映画『キングダム2遙かなる大地へ』などに出演。
【祐介’s セレクトアウター】ジル サンダーのコート
縦に長く美しいシルエット。見るからに上質な素材感。シンプルなのにユニークさを感じる「ジル サンダー」らしい1着とは、数年前のオーシャンズ誌面撮影で出合ったそう。
「手に取った瞬間、カシミヤならではの柔らかさにうっとりしました。で、着てみたらすごくキレイ。ミニマルデザインだから肩肘張らずに着られるかなと思って、すぐに買い取らせてもらいました。でも実は、ここ最近はあまり着ていなかったんです」。
なるほど。着なかった理由も含めて、詳しく聞いてみよう。
<15℃前後の日>今また着たくなった、上品なアメカジ
コート/ジル サンダー、ニット/ラルフ ローレン、シャツ/J.クルー、パンツ/デンハム、ブーツ/オールデン
「正確に言えば、“着られなかった”のかも。 独身の頃とは異なり、幸せなことにここ数年は子育てが楽しくて。ひとりの時間はほとんど取れず、そのせいかファッションも楽な方向に傾いていたんです。でも、最近少し落ち着いて、オシャレするのがまた楽しくなってきた」。
せっかくひとりの時間が取れるのなら、着飾ることを目一杯楽しみたい。そんな想いが手伝ってか、寒い日のコーディネイトはいたって上品に。
ニットとシャツをレイヤードして、リジッドデニムの足元にはブーツだ。
「そうそう、最近見直したもののひとつに、ブルーデニムも挙げられます。最近はイージーな“デニム風”のものが多いし、それも確かにいいんだけど、僕ら世代からすると少し物足りない。
でもこのデンハムの1本は、王道のワイドストレートで生地の見た目もクラシカル。ただ、オンスの加減や糸の質感に工夫があってノンストレッチでも驚くほどはきやすい。ジル サンダーのコートとともに、最近のお気に入りです」。
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