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Have a nice OCEANS trip」。3回目となる今回のデスティネーションは島根県出雲市にある温泉旅館「界 出雲」。
島根で温泉といえば玉造温泉が有名。実は玉造にも同じブランドの「界 玉造」があるのだが、「界 出雲」は島根半島の最西端の断崖にそびえる日御碕(ひのみさき)灯台から徒歩数分という、まさにオーシャンズな立地にある。
徒歩数分の日御碕灯台。
日本海を一望できるその景色は、「日が沈む聖地出雲」として日本遺産に認定される出雲神話の舞台でもあり、神がかったサンセットが拝めるスポットでもある。
2022年11月にオープンしたばかりの「界 出雲」の周辺には徒歩5分で日御碕神社、車で20分の距離には出雲大社がある。
「灯台と水平線を望むお詣り支度の宿」というコンセプトのとおり、神社仏閣を訪れる際にぴったりの旅館である。
出雲松島を望む、東向き海側の和室。
日御碕灯台を望む、西向きの和室。
客室はすべてオーシャンズビューだが、「出雲松島」と呼ばれる大小の島や奇岩が並ぶ日本海らしい景色を見渡せる東向きと、灯台側の西向きと2タイプに分かれている。
いずれも部屋は和室で、石州和紙の壁紙や出雲鍛造など、地元の作家や職人による伝統工芸品が飾られ、落ち着いて過ごしたくなる空気感となっている。
温泉へ行けば、目の前はすぐOCEAN! な開放的な大浴場。泉質自体も海!? と思わせるほど塩分濃度が高く、芯まで温まり湯冷めしにくいのが特徴。
界 出雲ではこれを「清めの塩」と見立てているが、神社へ行く前の禊ぎの場としてだけでなく、日頃の疲れやもやもやを浄化する温泉としても打ってつけである。
「かわたれテラス」
そして館内でも人気スペースが「かわたれテラス」。夜明けや日の出時間を表す「かわたれ時」が映えるロケーションから命名されたテラスだ。
朝焼けも良いが、テラスはいつでも使えるので、空と海の変化を眺めながら風呂上がりに飲み物片手にのんびりするのもいいだろう。
旬の食材を使用した基本会席。
温泉と一緒に味わえるのは、日本海の幸を含む会席料理。海鮮や出雲そばなど、地元ならではの食材が使われる基本会席や、春から夏までのシーズンには季節限定の特別会席にグレードアップも選べる。
冬に行くなら旬のタグ付き松葉蟹がたっぷり味わえるコースがイチ推しだ。
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