SUVに求める要素③ 伝統と最新が融合したデザインと機能
冒頭の“本物感”にも通ずるところだが、軍用車両として生まれた出自は、頼もしい限り。「どこへでも行ける。何でもできる。」のスピリットを保ちながら、4×4カテゴリーのトップブランドとして、1941年の登場より君臨し続けているのが、ジープだ。
革新的な進化を続けながら、現代に至るまでには、多様化するライフスタイルの変化に応じてきた歴史も持つ。
プレミアムSUVの「グランドチェロキー」は、アウトドアフィールドだけでなく、街乗りも視野に入れた、その都会的なテイストが持ち味。安全性や居住性において進化し続ける姿勢については、前項で触れたとおりだ。
そして、エクステリアにも、80年近い歴史のなかで研ぎ澄まされてきた、象徴的なデザインが取り入れられている。
名車「ワゴニア」からインスピレーションを得た、逆スラントノーズの7スロットル。
満足感を感じさせるのは、現在のプレミアムSUVに通じるアーカイブモデル「ワゴニア」のデザインプロトコルを踏襲し、逆スラントノーズの7スロットグリルを採用している点。これが、モダンなシャープさを際立たせている。
直線的なラインや広いガラス面積も新型の特徴。もちろん、ホイールアーチは伝統の台形だ。
時代性という点でひとつ付記しておきたいのは、ここにPHEVシリーズの「グランドチェロキー4xe」が加わる点だ。もちろん、次世代のビークルを見据えた動きにも対応している。
グランドチェロキー「SUMMIT RESERVE 4xe」。全長4900×全幅1980×全高1810mm 1227万円/ジープフリーコール 0120-712-812
まさに伝統と革新が融合した「グランドチェロキー」こそ、群雄割拠するプレミアムSUVのなかでも、満足度の高い一台といえるだろう。
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