▶︎すべての写真を見る プーマのマスターピース、「スウェード」の前身となる「クライド」の復刻モデルが誕生50周年を記念して3月11日、ローンチされる。
目にも鮮やかなグリーンで覆われたアッパーはまるで丁寧に刈り込まれた芝をみるようだった。
このたび復刻された「クライド OG」。1万4300円/プーマ(プーマ お客様サービス 0120-125-150)
「プーマのスエード素材は昔から定評がありました。待ちに待った『クライド』の復刻モデルですからね。そこは妥協なく選び抜きました。ポイントはきれいに整えた毛足にあります。毛足にばらつきがあると白茶けてしまうのです」(トレードマーケティングマネージャー、野崎兵輔さん)。
言われてみれば、ともにライナップされたレッドもネイビーも例に漏れずよい色合いだった。
1万4300円/プーマ(プーマ お客様サービス 0120-125-150)
「クライド」はもともとカラーバリエーションが豊富なモデルである。なぜならば、カレッジカラーに対応する必要があったからだ。
ファーストコレクションを飾ったのはグリーン&ホワイト、ゴールド&ホワイト、レッド&ホワイト、ブルー&ホワイト、アフリカントリコの5つ。グリーンはケリーグリーンと呼ばれ、とりわけ愛された。
1万4300円/プーマ(プーマ お客様サービス 0120-125-150)
こぼれ話ですが、と教えてくれたのはオールホワイトのモデルものちに登場したということだった。カレッジカラーのすべてを揃えるのは現実的ではない。選手みずからカスタマイズしてもらうことを考えたものだったそうで、彼らはスエード用の染料でフォームストリップを母校の色に染めたという。
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