▶︎すべての写真を見る スウェーデンの電動バイクメーカー、CAKE 0 emission AB社が展開するプレミアム電動バイク「CAKE(ケイク)」シリーズが、2023年春からWeb限定で予約受付が開始される。
実は、その国内販売を行うのは、自社ブランドに加え、ザ・ノース・フェイスなどを展開する我々にも馴染みの深いゴールドウイン。
これはアパレル同様、街でもアウトドアフィールドでも活躍してくれる予感がビンビンするぞ!
街に馴染み、自然に没入する電動バイク
都会になじむCAKEのバイク。
ひと目みれば、そのシンプルで洗練されながらも、カスタムのし甲斐がありそうな拡張性のあるデザインに食指が動くが、CAKEの注目すべき特長はそこだけではない。
CAKEの電動バイクは、モーターの静粛性に大きなこだわりを持っており、走行中に自然や都市の音をより明瞭に体感しながら移動することが可能なのだ。
その静かな運転音は、スキーやランニングなどのスポーツで味わえる“環境に没入する体験”と類似し、移動を通して、これまでにないような自然や都市とのつながりを感じることができるという。
国内で主に展開されるモデルは、下記の3車種だ。
Kalk(カルク)シリーズ
「カルク アンド」最高速度:90km / h、航続距離:86km、最大瞬間出力/定格出力:10kw / 5.8kw、車両重量79kg、免許:普通自動二輪(中型)、価格:291万5000円
多用途オフロードバイクのカルクシリーズ。
こちらの「カルク アンド」は街乗りからオフロードまでこなすオールラウンダーで、252Nmトルクの優れたモーターはあらゆる路面で軽快なライディングを実現する。
Osa(オッサ)シリーズ
「オッサ プラス」最高速度:90km / h、航続距離:111km、最大瞬間出力/定格出力:9kw / 6.0kw、車両重量89kg、免許:普通自動二輪(中型)、価格:225万5000円
モジュール式多用途バイクのオッサシリーズ。複数のコンセントを装備し、電源としても使用可能なオフグリッドタイプだ。
1000通りの追加モジュールを組み合わせることで、街を軽やかに駆け抜ける。
Makka (マッカ)シリーズ
「マッカ レンジ」最高速度:25km / h、航続距離:66km、最大瞬間出力/定格出力:1kw / 0.6kw、車両重量70kg、免許:原動機付自転車免許(原付)、価格:86万9000円
いわゆる原付。コンパクトなデザインで、近距離の街乗りにおすすめのマッカシリーズ。写真は軽量性と静粛性に特に優れた「マッカ レンジ」。
オッサ同様に多様なカスタムが可能で、日常でのスマートな移動手段としてはもちろん、車で持ち運んで週末のレジャーで使うなど、オールラウンドに活躍してくれそうだ。
カラーはホワイトバージョンも。
2025年までに生産工程でもCO2排出ゼロへ
デザインも使い勝手も良さそうなCAKEの電動バイクが目指すのは、快適で楽しい移動体験だけではない。
CAKEは「エキサイティングなモビリティ体験」と「環境への責任」の両立を目指し、ゼロエミッション社会への移行を加速させることも使命としているのだ。
オッサシリーズ。
CAKEのミッションは、人と自然の共生をよりスマートに、環境に優しく、健康的かつ平和的に実現すること“持続可能性”とし、年齢や性別もスタイルを問わず、誰しもが敬意をもって自然と都市を冒険できる製品を生み出すこと。
マッカシリーズ。
もちろん、電動バイクであるCAKEによる走行中のCO2排出量はゼロ。
加えてCAKEは、生産工程におけるCO2排出量についても、スウェーデンの電力会社であるVattenfallとの協業により、2025年までにゼロにすることを目指すと表明。さまざまな工程やプロダクトデザインの改良に日々取り組んでいる。
格好良くてカスタムも楽しそうなバイクを選んだら、社会や環境にもいいものだったなんて、こんなに気分のいいことはない。
2023年4月には東京・丸の内にショールームを展開予定だというから、ぜひ実物をその目でチェックしてみてほしい。
[問い合わせ]ゴールドウイン モーターグループ info@ridecake.jp
https://goldwin.ridecake.jp/