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2022.12.30

ファッション

意外に知らないスニーカーの「種類」や「頻出ワード」を一挙紹介! あなたはいくつわかる?


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スニーカーの種類

足元の定番であるスニーカー。元々スニーカーとは、ゴム底のソールに布地やレザーなどのアッパーを縫い合わせた運動用靴として生まれ、現在ではファッションピースとしても広く浸透。

その中でもディテールの違いでさまざまな種類に細分化がされている。

いつも履いているスニーカーはどの種類に当たるのか? ほかにどんな種類があるのか? 改めて確認してみよう。

バスケットシューズ

バスケットシューズ

バスケットシューズ


元はバスケットボール用に開発されたスニーカーのこと。近年はローカットのものも展開されているが、バスケットボールでの動きから足首を守るために、足首部分がハイカットに設計されたものが多いのが特徴だ。

ジャンプをして着地した際に足にかかる衝撃を吸収し、コート上での縦横の動きに耐えうるためにグリップ力を高めるなど、機能性が充実している。

ファッションアイテムとしても長年にわたり人気で、時代背景やトレンドも色濃く反映したデザインやカラーが多いのも、バスケットシューズの特徴である。

コートシューズ

コートシューズ

コートシューズ


テニスを筆頭に、コートでプレイするために作られた競技用シューズをベースにしたスニーカーのこと。

フラットなソールのローテクスニーカーを象徴するシンプルなデザインが多く、スマートなルックスはどんな着こなしにも馴染むユーティリティプレイヤーだ。

スケートシューズ

スケートシューズ

スケートシューズ


スケートボード用のスニーカーを指し、スケートをする際、板との接地面を多くとり安定させるために凹凸の少ないアウトソールを採用し、ボードと擦れることの多いトゥ部分に補強を施しているものも多いのが特徴だ。

ストリートライクなデザインは、多くのファッショニスタから支持される。

ランニングシューズ

ランニングシューズ

ランニングシューズ


走ることを目的とした、ランナー向けシューズのこと。

ハイテクな機能を搭載しつつも、近年は街履きに対応するデザインに落とし込んだものも多く、カジュアルスタイルにスポーティなアクセントを加えてくれる。

アウトドアシューズ

アウトドアシューズ

アウトドアシューズ


キャンプ、トレッキングなど、足元が不安定なアウトドアシーンに対応できるように、凹凸をつけたアウトソールや堅牢なアッパーで構成されることが多いシューズ。

そのおかげで未舗装路でもグリップ力が高く滑りにくいので、安全な歩行を可能にしてくれる。近年ではタウンユースで映えるファッション性に優れたデザインが数多く展開されている。

デッキシューズ

デッキシューズ

デッキシューズ


船乗りのために、船上で脱ぎ履きしやすく滑りにくいシューズとして登場し、ボートシューズとも呼ばれるデッキシューズは、ファッションピースとしては夏の定番アイテムとして重宝されている。

素足履きでもサマになるスマートかつシンプルなデザインが多く、マリンスタイルはもちろん、アメトラやプレッピーなスタイルの足元にもよく似合う。


スニーカーの頻出用語

スニーカーをチェックする際によく見かける用語やキーワード、実際にどれくらい知っているだろうか。

おさらいのため、頻繁に出てくるキーワードを集めてみたのでチェックしよう。

ローカット

履き口が足のくるぶしより低い位置に設定されたシューズを指す。

スニーカーでポピュラーなデザインは、誰もが一度は履いたことがある定番のひとつ。

ハイカット

ハイカット

ハイカット


ローカットとの違いは、履き口がくるぶしよりも高く設定されていること。

足首を守るように作られた高さのある履き口部分が、足元のアクセントになってくれる。

ミドルカット

履き口がローカットとハイカットの中間の高さのもので、足のくるぶしの真ん中くらいにくるもの。

ローカットとハイカットのいいところどりなデザインで、適度なボリュームと軽快さも兼ね備えている。

スリッポン

スリッポン

スリッポン


甲部分に紐がないスニーカー。そのため、いちいち紐を解かなくても脱ぎ履きがラクに済み、足入れも容易なのが特徴だ。

抜け感のあるデザインはスタイリングのハズしにもなってくれ、素足履きならより軽快な印象にまとまる。

ベルクロ(面ファスナー)スニーカー

靴紐を使用せず、アッパー部分に簡単に着脱できるベロクロ(面ファスナー)を用いたスニーカーのこと。

シューレースタイプのスニーカーより脱ぎ履きも簡単に済み、スポーティな見た目を演出してくれる。


シューレーススニーカー

シューレーススニーカー

シューレーススニーカー


靴紐を用いたスニーカーのことで、多くのスニーカーが該当する。自分の足のサイズに合わせて細かくフィット感を調整ができるので、好みの履き心地に合わせられるのが特徴だ。

シューレースのデザインやカラーがバラエティ豊かに展開されることも多く、紐の通し方によっても個性的な1足にアレンジすることが可能だ。

革紐スニーカー

ドレスライクなスニーカーに使われることが多いのが、革紐タイプ。シューレースの一種で、大人っぽくスマートな印象を与えてくれるのが特徴だ。

ハイテクスニーカー

ハイテクスニーカー

ハイテクスニーカー


各ブランドが開発したテクノロジーを駆使した高機能なスニーカーのことで、バスケットシューズ、ランニングシューズ、アウトドアシューズなどさまざまなジャンルで存在する。

クッショニングからフィット感、軽さなど、最先端の履き心地や機能を実感できる。

ローテクスニーカー

ハイテクとは逆に、昔ながらの製法や素材を使い仕上げたスニーカーのこと。

こちらの代表選手といえばコンバースのオールスターやヴァンズのオーセンティックが挙げられる。機能面ではハイテクスニーカーに及ばないものが多いが、歴史の中で磨かれたデザインは、シンプルながらモデルごとに独自の雰囲気を醸し出す。

キャンバススニーカー

キャンバススニーカー

キャンバススニーカー


厚手の布地(帆布と呼ばれることも)をアッパーに使用しスニーカーで、コンバースのオールスターが代表作。

素朴でクセのない雰囲気はコーディネイトを邪魔せず、スラックスからデニムまで自然と馴染む。

レザースニーカー

天然や人工皮革で作られたスニーカーのことを指す。レザーならではの独特のツヤ感は高級感のある仕上がりとなり、品のある足元にまとめてくれる。

またスエードシューズもこれに該当し、毛並みのバランスによりラフさと上品さをバランスよく演出する。

ダッドスニーカー

ダッドスニーカー

ダッドスニーカー


ソールが厚く、ぽってりとした見た目のスニーカーのことで、ダッドは元々”オジさんが履いていそう”という意味であった。

それを海外セレブなどが履いたことにより、スニーカーブランド以外にもファッションブランドも多く手掛けるようになり、ここ数年でトレンド入りしたデザインのひとつ。


まとめ

ひと口にスニーカーと言っても多種多様で、機能性に特化したものやファッション性の高いものと、多くの選択肢がある。まだまだ加熱しそうなスニーカームーブメント中で、基礎知識としてしっかりと覚えておきたいところだ。

POW-DER=文

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