タリスカーならではの味わい「スパイシーハイボール」
「タリスカー10年」5300円[参考小売価格・税別]/MHDモエ ヘネシー ディアジオ mhdkk.com
「宝島」や「ジキル博士とハイド氏」で知られるイギリスの文豪、ロバート・ルイス・スチーブンソンは「酒の王者として思いつくのはタリスカー」と、“KING OF DRINKS”の称号を与えるほどタリスカーを愛飲していた。
ほんのりと感じる潮の香り、芳醇な甘みと力強い
スモーキーさ、そして黒胡椒を思わせるスパイシーな後味は、唯一無二の味わい。スコットランドでは、タリスカーほど生まれ故郷の自然を体現しているウイスキーはない、と言われているのも納得だ。
ストレートやロックでじっくりと味わうのももちろんいいが、特におすすめしたいのが、タリスカーだからこそ楽しめる「スパイシーハイボール」だ。
作り方は至ってシンプル。
タリスカー10年でハイボールを作ったら、仕上げに粗挽きの黒胡椒をひと振りするだけ。と、普通に作ってももちろん旨いのだが、さらに
旨く飲むためのちょっとしたテクニックにトライしてほしい。
まずはグラスに氷を入れ、マドラーでかき混ぜて、グラスをしっかりと冷やす。
溶けた水だけ捨てたら、タリスカー10年とソーダを1:2〜3の割合で注ぐ。ソーダを注ぐときは氷に当てないことがコツだ。
そしてここが重要。タリスカーの風味と炭酸を逃さないよう、注いだタリスカーとソーダーは決してかき混ぜないこと。
ウイスキーとソーダの比重の違いで、自然と混ざるからご安心を。
そして最後に粗挽きの黒胡椒を氷に乗せるように振りかければ完成。
ちょっとしたテクニックで、タリスカー10年が持つ海潮の香りと黒胡椒のスパイシーさがより際立つ爽やかな味わいとなる。
アウトドア仲間と焚き火や料理を囲むひとときに、いつもとは違うワンランク上のハイボールを振る舞ってみてはいかがだろう。
3/3