▶︎すべての画像を見る スニーカーにおいて今や、防水透湿素材「ゴアテックス(GORE-TEX)」は定番のマテリアルになりつつある。
今回は、ナイキ、ニューバランス、コンバースという定番ブランドの、シンプル顔で使い勝手に優れるゴアテックス搭載モデルを選りすぐった。
ナイキ「エア マックス 90 GTX」
「エア マックス 90 GTX」1万9800円/ナイキ 0120-6453-77
エア マックスシリーズの3代目として1990年にリリースされた「エア マックス90」。
露出度を高めたエアクッショニングと“インフラレッド”と命名したカラーパレットが熱狂的に支持され、後のエア マックスブームを作った火付け役と言われている。
そんなマスターピースにゴアテックスを搭載したのが今作。
アッパー全体をゴアテックス仕様とすることで防水性を確保し、さらにつま革(甲の先端を覆う革のこと)で補強を施すことによって、悪路も軽やかに踏破できる屈強性を備えた。
シュータンには、通常の「NIKE」ロゴではなく「GORE-TEX」の文字が。
サイドのスウッシュからライナーに至るまで、グレーとホワイトを基調としているため、合わせる服を選ばないのもポイント。普段履きにオススメしたい一足だ。
ニューバランス「XC-72 GTX」
オーラリーとのコラボレーションが話題となっているニューバランスの「XC-72」にもゴアテックス搭載のモデルを発見。
「XC-72 GTX」1万9800円/ニューバランス (ニューバランスジャパンお客様相談室 0120-85-7120)
「XC-72」は、1979年に登場した“スリー・オブ・ザ・ベスト”と題されたニューバランスのキャンペーンに着想を得たモデル。
そこでベスト3に選ばれたトレイルシューズの「375」、クロスカントリーシューズ「XC15」、さらにランニングシューズ「620」のデザインディテールを融合しているのが特徴だ。
サイドパネルを覆うようなNロゴ、個性的なアウトソールなど、大胆なデザインに仕上げている。
今回は、通常の「XC-72」ではスエードとメッシュを配しているアッパー部分に、ゴアテックスを採用。
サイドにはさりげなく「GORE-TEX」の文字を取り入れている。
素材を変えながらも、絶妙な塩梅でカラーパターンを調整しているため、クラシカルな雰囲気は損なわず。トラッドからモードまでさまざまなスタイルにフィットすること請け合いだ。
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