伝説のミュージシャンたちが愛飲した男好みな味わい
創業者であるジャック・ダニエル氏のモットーは「最高の酒には最高の音楽が必要だ」。それゆえ多くのミュージシャンにジャックダニエルは愛されてきた。
どこに行くときも10ケース分のウイスキーを持ち運び、ステージ上に必ずジャックダニエルとロックグラスを用意していたのは、音楽界のレジェンドであるフランク・シナトラ。彼の葬儀が行われた際には、棺の中に、友人たちに電話をかけるための10セント硬貨1束、キャメルのタバコ1箱、そしてスーツの上着ポケットにはジャックダニエルのミニボトル1本が入れられたという。
モーターヘッドのレミー・キルスターが愛したのは「ジャックコーク」だ。彼のレシピは「レミー」と呼ばれ、彼の死後「レミー」をこのカクテルの正式名称にするよう、ファンが嘆願書まで集めたというのだから、彼がどれだけジャックダニエルを愛していたかわかるだろう。
ヴァンヘイレンのマイケル・アンソニーはジャックダニエル好きが高じて、ラベルを自身のベースにペイント。ほかにもザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガーとキース・リチャーズ、レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジなど、多くのカリスマがジャックダニエルを愛飲している。
彼らの音楽を聴きながらジャックダニエルを傾けてみると、また違った味わいが感じられるかもしれない。
伝統のビジュアル、“No.7”の理由とは
「ジャックダニエル オールド No.7」700ml 2550円(参考小売価格・消費税別)/ジャックダニエル www.jackdaniels.com/ja-jp
ジャックダニエルといえば、角形のボトル&モノトーンのラベルだろう。これまでマイナーチェンジはあったものの、その佇まいは創業当時から変わらず、特にラベルはTシャツやポスターなどにも使われるほど完成されたグラフィックになっている。
気になるのがNo.7の文字。なぜ「7」なのか。「7番目のレシピだったから」、ジャック・ダニエル氏に「7人の愛人がいたから」など諸説あるが、本当の理由はわかっていない。
誰もが知るデザインに隠された謎もまた、ファンを魅了するのかもしれない。
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