飲んでいけないもの
オートファジー中(断食時間帯の16時間も、食べてもいい時間帯の8時間も)は、脱水症回避のために積極的に水分補給をするべき。
ただし「糖質を多く含む飲み物」と「高カロリーな飲み物」の2つは、控えたほうがいい。特にダイエットを目的としている人は、余計な脂肪が蓄積しやすくなるこの2つは絶対にNGだ。
また、お腹に何もない状態が続くこともあり、胃腸に刺激が強い飲み物も避けたほうがいいだろう。
>清涼飲料水ジュースやソーダなどの市販の清涼飲料水は、かなりの砂糖が入っているものも多く、実は高カロリーなので肥満の原因になってしまう。
一時的に血糖値が上がるために元気が出てリフレッシュするが、その後に気分がダウンすることも。
しかも、その甘さは食欲を増進させやすく、また大量の糖は腸内環境を悪化させやすいため、砂糖が入った市販の清涼飲料水は飲まないように心がけよう。
>牛乳・豆乳実は乳製品には脂肪分と糖質を含んでいるものが多いため、空腹感を紛らわすためにレスキュー的にヨーグルトを少量食べるのはOKだが、牛乳を大量に飲むなどは避けたほうがいい。
“健康飲料”と思われがちな豆乳も意外と高カロリーなので、牛乳と同様ゴクゴクと飲むのは避けたい。高カロリーな物を摂取するのは肥満に繋がるだけでなく、内臓への負担が増すので注意が必要だ。
>プロテイン断食時間中はプロテインやサプリを摂取するのは控えたい。なぜならプロテインは腸内で分解するため、エネルギーに変わるのに時間がかかってしまうからだ。
しかし、食べてもいい時間帯であれば、積極的に摂取するといいだろう。オートファジーは食事量が制限されるため、良質なタンパク質の摂取量も減少。そのせいで筋肉が落ちてしまう。
それを避けるためにも、プロテインを積極的に摂取するべきなのだ。
>お酒オートファジーの第一人者である青木 厚先生は「空腹時間帯を過ぎた後なら、お酒を飲んでも大丈夫。その代わり、16時間の空腹タイムはなるべくカロリーゼロを目指したいですね」とアドバイスする。
お酒は意外とカロリーが高いため、空腹時間帯は水やお茶、コーヒーなどで乗り切ろう。
まとめ
オートファジーの目的や効果・効能を解説するとともに、オートファジーダイエットについてもその方法や効果を紹介したが、オートファジーがいかに身体に良いかがわかっていただけただろうか。
オートファジーの最中でもOKな食べ物&飲み物などもしっかり理解して、無理なく健康的な身体作りに役立ててほしい。