シングル8万2500円/ナンガ 0794-55-1016
ファッション好きやアウトドア好きにダウンウェアが高評価を受けるナンガ。
その羽毛を扱う技術を用いた寝具が登場した。睡眠の質を向上させる一手としてぜひ。
羽毛布団だけで睡眠の質が変わる
ダウンデュべ/DXダウン
封入されるダウンは清潔さにこだわり、対アレルギーにも配慮。ナンガのロゴが入るシェル素材には、60番手という細番手の綿サテン生地を使用し、軽さと心地良い肌触りを両取り。写真のシングルサイズのほか、ダブルも用意。色は紹介したモカ以外にベージュもあり。
[サイズ]W150× H210cm
[収納サイズ] φ29×W50cm
[表地]綿100%
[ダウン]スパニッシュダックダウン
[ダウン量]1200g
[カラー]モカ
睡眠の質の向上が、より良い生活に欠かせないファクターとなりうるだけに寝具にこだわる人々は増えつつある。これからの季節、軽くて暖かな羽毛布団の存在は見逃せなくなるだろう。そこでナンガ。ナンガ?
そう、高品質ダウンメーカーで知られるアウトドアブランドなのだが、このたび羽毛布団レーベル「グッドスリーピング」を登場させたのだ。
実は、ブランドの前身は、近江真綿布団の産地である滋賀県で生まれた布団メーカー「横田縫製」。その後、外国製布団の波に押されて会社は低迷したが、回復への起爆剤として誕生させたのが、布団技術を応用したナンガという寝袋ブランドだった。
のちにその技術を活かしたアウトドアウェアも人気を博して、現在の我々が知る姿となる。
改めて同社が布団製造に立ち返ったのには理由がある。実は自社工場では希望する社員に、ナンガ製羽毛布団を提供していたが、それが思いのほか好評に。寝袋・アパレルに次ぐ3本目の柱に白羽の矢が立ったというわけだ。
ヒマラヤでも快適な眠りをもたらす寝袋と、スタイリッシュなアパレル。両者の魅力がナンガの羽毛布団にはある。細かな機能的配慮やサステナブルにも注力。まさに現代人が求める快適な布団が誕生したといえるだろう。
ナンガの羽毛布団の魅力
スペシャルラベル縫製は信頼のおける国内布団工場で仕立てられ、その品質の高さを示す布団レーベル「グッドスリーピング」の豪華な織りネームが付属。“より良い睡眠がより良い未来を作る”というブランドコンセプトも併せて記載されている。
高品質なダウン使用されるのは、国内で洗浄したスペイン産ホワイトダックダウン。混合比率は、国内の河田フェザーにて洗浄・精製されたダウン90、フェザー10%で、760フィルパワーを誇る。米国のIDFLという国際認証機関もクリアした品質で、その実力は折り紙付き。
台形キルト構造通常の布団では等間隔に縫われることが多いキルティングだが、ナンガの縫製はここを改善。コールドスポットと呼ばれる冷えやすい首回りは、台形のキルティングにすることで縫い目を排し保温力を確保。各チャンバー(区切り)も詰めるダウン量を変えることで快適さを追求。
寝袋感覚で収納ナンガ自体が寝袋からスタートしたブランドだけあって、こだわったのが、持ち運び性能。俵型に収納できる袋を別添しており、車中泊などの移動時の使用も視野に入れている。家での収納も便利だ。
軽さと暖かさの両立羽毛の量を適材適所で使用することで、驚くような軽さと効率的な保温性能を兼備。布団を重ねることなく暖を取れ、肩こりが削減できるなどの二次的なメリットも。
中央部分の厚みカラダを上下から挟み込むように、特にセンターライン部分のチャンバーには、サイドよりも多めにダウンを詰めている。ここにも寝袋で培ってきた快適性能追求のこまやかな気配りが見られる。
サステナブルな取り組み!仕立て直し「Re:ACT」少なくとも100年以上は品質を保てるといわれる羽毛。サステナブルに真剣に取り組むナンガは、「Re:ACT(リアクト)」と呼ばれる独自の布団リフォームサービスを開始した。使用しなくなった羽毛布団を送ってもらい、解体し、再洗浄・精製した羽毛を再度封入。さらに工程で抜けるぶんの羽毛を補填しているので、新品同様になって戻ってくる。
布団を買い替えるのではなく、仕立て直す。それを習慣化することで、羽毛布団におけるサステナブルを推進しているのだ。
[問い合わせ]ナンガ0794-55-1016https://nanga.jp