スケートも自転車もデニムも息子は勝手に楽しみ方を知る
――之雲さんの年齢で、そこまでデニムに強いこだわりがあるのは、興味深いですね。YOPPI それはスケーター的な考え方だと思います(笑)。体に合っているものを着るのではなくて、格好いいと思えたり、心地良かったりするものを選ぶというのは。
――なるほど。デニムは、ありのままが心地いいということですね。YOPPI 全体の色落ちや雰囲気をそのまま楽しみたい、その気持ちは親子共通かも知れませんね(笑)。やっぱりカットすると、どうしても雰囲気が変わるので。
之雲 ロールアップしていると折り目がつくので、それも極力避けたいです(笑)。
――では、もうひとつの趣味である自転車に乗るときはいかがですか? YOPPIさんの愛車は、ビーチクルーザーのフレームを使用したセルフカスタムのピストバイク。
YOPPI ロールアップしないか、もしくはワンロールアップ。それはスケートも含めて、何をするときも自分は変わらないです。
之雲 僕はチェーンに絡まないように、右足だけロールアップするときもありますけど、普段はソックスの中に裾をインすることが多いですね。
之雲さんのピストバイクは、フレームが軽量のカーボン仕様。
――ピストバイクに乗られていますが、操縦は難しくないですか?之雲 いえ、面白いです。今はクリテリウムというロードレースのスタイルにハマっていて、パーツも好きなものを揃えて組みました。
YOPPIさん●デニム3万5200円、之雲さん●デニムジャケット4万1800円、デニム3万5200円/すべてリーバイス®︎ ビンテージ クロージング(すべてリーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501)
――ちなみに、東京でピストバイクをいちばん最初に流行らせたのは、お父さんだということはご存じですか?之雲 それは知っていますが、乗り方を教えてもらったことはないですよ。
YOPPI 親には興味ないんですよ(笑)。ただ親としては、自転車で遠出されるのは、まだちょっと心配かな……。
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スケートも自転車も、決して親が子にあれこれ手解きをすることはないけれど、実は息子は“親父の背中”を見てしっかり影響を受けている。
江川親子には、そんな絶妙な距離感と関係性がある。もちろんリーバイス501®のはき方やこだわりも、しっかり継承されているようだ。
[問い合わせ]リーバイ・ストラウス ジャパン0120-099-501