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2022.11.06

ファッション

このデニム、デニム生地じゃないんです! ボッテガの遊び心が詰まったレザーアイテム


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何とこのデニムとシャツの生地は、正真正銘レザーなのである。

近くに寄って撮影してみたが、やはりレザーだと言われなければわからない。デニムの色落ちやシャツのストライプ柄は精密なプリントによるもの。

圧巻のクラフツマンシップとファッションならではの遊び心を併せ持つこんな服を作ったのは、ご存じボッテガ・ヴェネタである。

レザーパンツはデニム生地の再現度とともに、ボタンフライや脇の割り縫いといったディテールも出色の出来栄え。シャツをタックインして上下で着こなすのも良さそうだ。パンツ77万円、シャツ67万7600円/ともにボッテガ・ヴェネタ(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン 0120-60-1966)

レザーパンツはデニム生地の再現度とともに、ボタンフライや脇の割り縫いといったディテールも出色の出来栄え。シャツをタックインして上下で着こなすのも良さそうだ。パンツ77万円、シャツ67万7600円/ともにボッテガ・ヴェネタ(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン 0120-60-1966)


レディスの2023夏の最新コレクションでチェックシャツ&デニムのルック(着用していたのはあのケイト・モス)が序盤で登場。それが上質なヌバック素材だったので、もしやメンズにも同様のアイテムがあるのでは……と探してみたらビンゴ。

デザインはレディスよりもぐっとシンプルで、そのぶん「一見普通だけど何やらただ者ではないオーラ」が漂っている。

そして履いてみれば美しいシルエットで、それはデニム地とは違い、歩くたびに上品になびき高級感が漂う。シャツについても、ストンと生地が落ちる雰囲気が何とも面白い。

世界屈指のレザーメゾンと知られるボッテガ・ヴェネタ。オーセンティックなイントレチャート(革の編み込み)のアイテムとともに、こういうウィットに富む服を時折見せてくれるところが、実に洒脱なのだ。

清水健吾=写真 来田拓也=スタイリング 加瀬友重=文

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