選びのポイント② ニットはディテールにこだわる
ニット3万9600円、手に持ったスタジャン7万5900円、シャツ1万6500円、パンツ1万7600円/すべてブルックス ブラザーズ(ブルックス ブラザーズ ジャパン 0120-02-1818)
冬のニットの代表格といえば、かつて海の男たちが愛用したフィッシャーマンセーター。
今季は、そのルーツのひとつとされる英国のガンジー諸島で生まれた「ガンジーセーター」が登場した。
シャツの襟をのぞかせアクセントに。
最大のポイントは、少し前下がりになった襟ぐり。
通常のガンジーセーターは、海の上で忙しく働く男のために前後どちらでも着られるよう、襟ぐりは前後の区別なくフラットな作りになっているが、こちらは、フロントが前下がりになっていることで快適な着用感が得られる。
さらに、身幅はややゆったりとした設定。だから、適度なリラックスムードを纏った、いい塩梅のシティスタイルが楽しめる。
リブやステッチといった伝統的なディテールは踏襲しながらも、しっかり現代的にアップデートされているのがうれしいポイントだ。
ブリティッシュウールを使用し、英国メイドで仕上げた現代版ガンジーセーター。全体にややたっぷりとしたシルエットと、前下がりになったネックが特徴で、シャツと重ね着しやすい。保温性の高さもお墨付きだ。3万9600円/ブルックス ブラザーズ(ブルックス ブラザーズ ジャパン 0120-02-1818)
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