「バケット」と同様、“M”のロゴもマルボン ゴルフのアイコンのひとつ。トップスはレタードカーディガンに刺繍入りのポロシャツをレイヤード。古き佳きアメリカの、カレッジスポーツの香り漂う組み合わせだ。マリンテイストのカラーリングが、サーファーである金尾さんによく似合っている。カーディガン220ドル、ポロシャツ110ドル、パンツ170ドル、手に持ったキャップ42ドル/すべてマルボン ゴルフ https://malbongolf.com
▶︎すべての画像を見る マルボン ゴルフというブランドがもし存在しなかったら、ターフとタウンを行き来する今のゴルフファッションはもう少し違う形になっていたかもしれない。
2014年、LAのフェアファクスにショップをオープン。西海岸のリアルなストリートカルチャーをゴルフに落とし込み、SNSを通じて世界中に発信してきたブランドである。
「もちろんマルボン ゴルフは知っています。街着の延長線上にある、男女を問わず着られるデザインのゴルフウェア。でも僕の印象はひと言で言うと“かわいい”なんですよ」。
そんなふうに語ってくれたのはプロサーファーの金尾玲生さん。その指摘に思わず首肯。確かにマルボン ゴルフのエッセンスは、ボールをモチーフにしたキャラクター「バケット」に集約されている。
この可愛らしいキャラクターを目にしたFUNゴルファーは、誰もが必ず笑顔になるのだ。
「今回着せてもらったウェアはいかにもマルボンらしいカラーリング。自分は普段あまり色ものを着ないのですが、このコーディネイトを着てぜひプレーしてみたいと思いました」。
[Other MALBON GOLF Style]ワイドな身頃のジップアップスウェットだが、袖回りは程良くフィット。オリーブカラーのユルいパンツと合わせれば、動きやすさとストリート感を両立する絶妙なバランスとなる。最後にタータン柄のハットで総仕上げ。ほんのりとトラッドテイストを利かせた。スウェット144ドル、パンツ180ドル、ハット44ドル/すべてマルボン ゴルフ https://malbongolf.com、その他私物
本格的にゴルフを始めてまだ1年半。月3回程度のペースでコースに出て、ベストスコアは84。今年中には何とか70台を出したいという。
また自身が手掛けるアパレルブランドのソリッドでも、来年4月にゴルフラインをローンチする予定だ。
「ゴルフは見た目も大事だと思っていますから、服でも自分なりの個性を出していきたい。上手いだけじゃダメで、“上手い”と“かっこいい”が両方揃っているのが理想。それはサーフィンも同じです」。
プロサーファー、プロデューサー 金尾玲生さん Age 30●10歳から本格的にサーフィンを始める。2010年、ジュニアクラスで全日本を制覇。高校卒業後オーストラリアに渡り、JPSAプロ公認資格を取得する。自身のブランドであるソリッドのプロデュースなど、サーフィン以外の分野でもマルチに活躍。