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芸人仲間からのバッシングは「悲しすぎた」



デビュー当時からの嫌がらせは早期出世の副作用だと諦めがつくが、「芸人かくあるべし」という圧力は、ただただ悲しかったと振り返る。

「実力もない若手の僕らがバンって世に出たので、無視とか嫌がらせはデビューのときからずっとありました。若いし、鼻についたんだと思います。それは仕方ないないなと。

でも、『ひな壇に出ろ』っていう先輩たちからの圧力やバッシングは悲しかった。すごく悲しかったですね。僕のものの言い方も良くなかったんでしょうけど」。

西野少年が憧れた芸人はもっと寛容なはずだった。

「僕が思ってた芸人って逆だったんですよ。お笑いの既存ルールはあるけど、違うことをやってみるっていう人に対して『おもろいやんけ』っていうのが芸人で。『ひな壇以外のやり方で行くの? それ危なくない? おもろいやん!』って。

大御所のタモリさんや鶴瓶師匠は応援してくれましたけど、一世代の上の先輩芸人がこぞって『あいつイタイな』ってなりました。ちょうどTwitterで腐す文化も流行ってて、一般の人の間でも加速した感じですね。僕だけじゃなくて、僕の周りのスタッフも活動がしにくくなりました」。


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