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それでも心が折れなかったのは……



テレビでもSNSでも「西野いじり」や「西野叩き」が猛り狂うなか、心が折れることはなかったのだろうか。

「全然なくて、それが。僕がなんか悪いことをしたんだったら心が折れてたと思うんです。でも、ひな壇以外で活動することがそんなに悪いことか?って。

さんまさんもたけしさんも絵を描いてたし、ダウンタウンの松本さんは『遺書』を書いたし、浜田さんは曲を出してた。ウッチャンナンチャンさんは、ポケットビスケッツ、ブラックビスケッツをやってて、どれも面白かった。

でも、誰もそっちには行かない。噛み付くんであれば上に行けよっていうのはありましたね。言ってることに整合性が取れてないし、時代が回ってきたらこれ全部ひっくり返せるなって思ってました。だから、ひよることはなかったし、心が折れなかったんだと思います」。


日本最大規模のオンラインサロンの主宰や映画のヒットなど、その後の西野さんの成功は広く知られるところで、状況は間違いなくひっくり返っている。

次回は絵本作家に急転向することになった経緯や、西野さんを成功に導いた仕事術に迫る。

動画はコチラ!



佐藤ゆたか=写真 ぎぎまき=取材・文

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