英国海軍の北グリーンランド遠征探検70周年を迎え、偉業を支えたブランド初の自動巻き式防水時計「オイスター プリンス」にリスペクトを捧げるとともに、1960年代のアーカイブを現代に蘇らせた。4つの数字インデックスと独自の指針デザインは視認性に優れる。「レンジャー」SSケース、39mm径、自動巻き。33万3300円/チューダー(日本ロレックス / チューダー 03-3216-5671)
「腕時計の360度全方位的大解剖」とは……▶︎すべての画像を見る 北グリーンランド遠征探検70周年を記念して制作されたチューダー(TUDOR)の「レンジャー」。
堅牢で実用的、そして勇敢な冒険の精神を体現するこの一本を徹底分析してみた。
[Variations]スタイルや用途に応じて選べるバリエーション
「レンジャー」SSケース、39mm径、自動巻き。左から33万3300円、37万1800円/ともにチューダー(日本ロレックス / チューダー 03-3216-5671)
バリエーションに、工具を使うことなく8mmの長さを5段階で調整できる“T-fit”クイックアジャストスクラブを備えたSSブレスレットと、フォールディングクラスプ付きのレザー×ラバーのハイブリッドストラップを揃える。
腕時計33万3300円/チューダー(日本ロレックス / チューダー 03-3216-5671)、ニット2万6400円/スリードッツ(スリードッツ青山店 03-6805-1704)、デニム5万9400円/デンハム(デンハム・ジャパン 03-3496-1086)
[Founder]ロレックス創始者の先見性が生んだ先進のブランド
1905年にロレックスを創業したハンス・ウイルスドルフは、その技術と信頼性を注ぎ、高品質と革新性を備えた新たなブランドを’26年に立ち上げた。それがチューダーであり、当時はロレックスのバックアップの下、独自性を発揮。
代表作「オイスター プリンス」は、’50年代に科学探検で精度と強靭性を実証するとともに先進性を広くアピールした。
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