1850年創業のアメリカン・エキスプレス。100年以上にわたり、旅行業務オフィスの世界展開やトラベラーズチェックの発行などを手掛けていた歴史を持つ。
アクティブ派の我々は、コロナ禍を経て改めて「体験すること」の価値に気が付いた。
実際に目にして、触れて、味わうこと。それも決して特別な体験ではなく、日常の延長線上にある普通の体験こそ、かけがえのない人生の宝物だと知ったのである。
そんな“最幸“の体験の道標となってくれるのが「アメリカン・エキスプレス」である。
今回紹介するのはアメリカン・エキスプレスのプラチナ・カード®会員が体験できる「ザ・リッツ・カールトン 日光」での1泊2日の旅。
もちろん、いい宿に泊まるだけではない。「食」も「遊び」もパッケージになった、その土地でしか得られない貴重な体験を全力でサポートしてくれているのだ。
旅先では土地の旬を楽しみたい
いちご狩りは、収穫体験を手軽に味わえるアクティビティのひとつ。
ハサミもスコップも長靴も不要。小さな子供でも安心して楽しめるから、家族で訪れたことがある人も多いのではないだろうか。でも、いちご狩りの季節って確か春先だったような……?
8〜10月までの季節限定で「なつおとめ」のいちご狩りを実施。少人数の完全予約制のため、安心して収穫体験が楽しめる。Mt. Berry 奥日光 www.okazakino-jou.jp
そのとおり、平地や温暖な地域で栽培されるいちごはおおむね2〜4月頃が旬。しかしながら今回訪れた「Mt. Berry 奥日光」で栽培されている品種「なつおとめ」は、夏〜秋が旬なのである。
この「なつおとめ」が美味しく育つポイントは気候と温度。ここ日光・戦場ヶ原では夏から秋の気温が平均して涼しく、夜は10〜15℃まで下がるという。この涼しさが実なりの良さと美味しさのための必須条件なのである。
しっかりとした甘さと爽やかな酸味が夏にぴったりの「なつおとめ」は、流通量の少ないレアないちごでもある。しかも摘みたての味はこうした農園でしか体験することができない。
栃木県ならではの、それも標高1400mに位置する「Mt. Berry 奥日光」だからこそ味わえる、旅先の旬なのである。
ひとつひとつの野菜にふさわしい育て方を追求し、100種類以上の野菜を栽培する海老原ファーム。栃木県内はもちろん東京の著名なホテルやレストランにも納品する。
そんな旅先の旬をもうひとつ。
中禅寺湖のほとりに佇むホテル「ザ・リッツ・カールトン日光」のレストランで供される、栃木の旬の素材を生かした会席料理だ。
揚げ物の稚鮎、酢の物のイワナ、焼き物の黒毛和牛などは、いずれも栃木県内で生産された食材。また野菜類は下野市の「海老原ファーム」のものを使用している。まさに地産地消である。
ちなみに先の「Mt. Berry 奥日光」で収穫したいちごをレストランで料理してもらうことも可能で、この自分が収穫した食材を使った料理が食べられるのはアメリカン・エキスプレス会員の限定サービスとなる(収穫する食材は時期によって異なる)。
コース料理の食前酒やスイーツとして、華やかにドレスアップした「なつおとめ」もまた絶佳の味と申し添えておく。
味はもちろん見た目の美しさも極上。加えて地産地消を実践することでサステナブルな視点にも配慮。
こういった価値観もアメリカン・エキスプレスが大切にしているからこそ、体験できるサービスなのである。
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