▶︎すべての画像を見る 現在、絶賛開催中の「楽天ファッションウィーク(Rakuten Fashion Week TOKYO 2023S/S)」、通称“東コレ”の公式会場にて、「ダイワ(DAIWA)」が興味深い取り組みを実施している。
それは廃棄される漁網をアップサイクルするもので、実は
先シーズンに続く第2弾。今季は、日本最大のファッション専門教育機関「文化学園」と日本唯一の国立総合芸術大学「東京藝術大学」とともに、産学連携のプロジェクトとなっているのだ。
開催は、9月1日(木)から9月3日(土)まで。初日には環境省サスティナビリティ広報大使を務めるモデルのトラウデン直美さんをゲストに招き、文化学園の学生が制作したファッションアイテムの受賞作品発表会を開催する。
海とゆかりの深いダイワは、使われなくなった漁網をアパレルアイテムにアップサイクルさせることで、海洋汚染の負荷軽減の一助となることを目指す。
今回は2校の学生とのコラボレーションにより、そこにクリエイティブの場も見出したというわけだ。
役割としては、文化学園の学生がファッションアイテムの制作、東京藝術大学の学生が会場構成の演出。
また制作されたアイテムのうち最優秀賞になったものは「D-VEC TOKYO EXCLUSIVE」にて商品化、販売を予定している。
海洋環境の悪化を大きな課題ととらえ、漁網アップサイクル活動に取り組んできたダイワと、ファッション業界の未来を担う学生たち。両者によって、ファッション業界を取り巻くネガティブな環境問題を少しでもポジティブな方向へ。
今回の取り組みの先に、小さな希望の光が見つかるに違いない。
「DAIWA × 文化学園 × 東京藝術大学 漁網アップサイクルプロジェクト」
会場:渋谷ヒカリエ 8F 8/COURT
住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1