[左]原 亮太●OCEANS Web編集長。’79年生まれ。現在はマンガ『キングダム』の読破を目指し、平均して1日1話ペース(遅っ!)で熟読中。[右]菊池陽之介●’79年生まれ。スタイリスト熊谷隆志氏に師事し、2004年に独立。「オーシャンズ」を含め、さまざまなファッション誌にて旬なコーディネイトを提案。自称“釣りキチ”の湘南男。
シンプルコーデが主となる夏は、小物でいかにアクセントをつけるかが重要だ。
Web編集長・原とスタイリスト・菊池陽之介さんによるYouTube企画「ファッションクロストーク」には、小物使いにまつわる悩みも多く寄せられている。
ということで今回は、これまでふたりが解決してきたお悩みから、夏の小物使いのポイントをおさらいしよう。
▶︎CASE.1 〜4を読む CASE.5 大人に似合うサングラスの選び方を教えて!
夏のサングラス、どんなものを選べばいいかわかりません。菊池さんはいつもかけているイメージがあります。大人に似合うサングラスを教えてください!(神奈川県・40歳)
夏小物の大定番、サングラス。燦々と降り注ぐ陽射しから目を守るためには欠かせないが、どんなタイプを選べばいいか悩んでいる大人も多いようだ。
この悩みに対して菊池さんは、普段使っている愛用品を紹介。
キクチ 僕の場合はメガネなんだけど、薄色レンズだから、陽射しやライトが強いときにはサングラスの役割も果たしてくれて便利なんだよね。
ハラ 基本は全部レンズに色が入ってるの?
キクチ うん。シチュエーションによってレンズの色の濃さを変えてる。例えばこれは、夜にかけられるように色の濃度はかなり薄めの5%。濃度50%くらいになるとかなり濃い印象になる。
ハラ 今は薄色レンズのサングラスが流行ってるけど、レンズに色が入ると大人っぽい印象になるね。
キクチ ブルーやグリーンとか、レンズの色はその日の気分やスタイルによって使い分けているし、色の濃度も5%刻みで変えるよ。
ハラ 5%! 刻むね〜(笑)。でも、サングラスに抵抗感がある人でも、薄色なら挑戦しやすいかも。
サングラスは薄色レンズがシーンを選ばずチャレンジしやすいのでおすすめ!
この夏はいろんなサングラスを試して、自分に似合う1本と出合おう。
CASE.6 サンダルスタイルのご近所感をなくしたい!
サンダルスタイルがご近所ファッションに見えてしまいます。そうならない履きこなし方を教えて!(愛媛県・44歳)
夏の足元に欠かせない「サンダル」。涼しくて楽ちんだが、下手するとテキトーな格好に見えてしまう。
そこで菊池さんは、ご近所感が出ないサンダルの選び方を以下のように提案。
甲が隠れるタイプやスニーカータイプのサンダルで肌の露出を減らすべし。上質な素材を選ぶのもアリ。
キクチ このサンダルは、ホワイトマウンテニアリングとテバ(TEVA)のコラボモデルで、足の甲が隠れるようになっているんだよね。
ハラ ホントだ。テバのインラインモデルはストラップが付いているだけだから、本来足の甲が見えているもんね。
キクチ そう。素肌が見える部分を減らすと、ご近所感がなくなると思うよ。同じ甲が見えないタイプといえば、今日も履いているんだけど、マリブサンダルズも好き。
ハラ キクチくん、結構マリブサンダルズ履いているよね。
キクチ うん。グルカサンダルみたいな雰囲気がありつつ、つっかけ感覚でラフに履けるところがすごくいい。踵を踏んで履いちゃってもOK。
ハラ レザーっていうのもポイントかもね。
キクチ そうだね。素材選びは、ご近所感を出さないためには重要。
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