▶︎すべての画像を見る 「本命サンダルの最終選抜」とは…… ここ数年で、一気にファッションアイテムとしての市民権を得た「リカバリーサンダル」。
って、当たり前のようにその名を呼んでいるけれど、そもそもリカバリーサンダルとは何なのか? それは、アスリート向けに足腰の疲労を回復するために開発された高機能サンダルのこと。
その独特なデザインと快適さが数年前からファッション好きに支持されるようになり、今では“街履き用”として楽しむ人が増えてきた、というわけだ。
では、今注目のリカバリーサンダルは何か? 注目の機能とともに4ブランドの傑作をピック!
① リカバリーサンダルの入門といえばコレ!
リカバリーサンダルのパイオニアといえば「OOFOS」。読み方は「ウーフォス」だ。そのオススメはやはり、定番のトングタイプ「ウーオリジナル」だろう。
「OOriginal」7480円/ウーフォス(アルコインターナショナル 06-6563-7346)
単一素材のミニマルな構造にも関わらず、履いた瞬間に実感できる快適性の秘密は、独自開発の特殊素材「ウーフォーム」にある。
一般的なEVAと比較して、衝撃を37%も抑える素材自体の驚異的なスペックに加え、
特許取得の高密度フットベッドが土踏まずを優しくサポート。これにより、
足首への負荷も一般的なシューズと比較して47%も軽減してくれるという。
この革新的な保護性能が認められ、ついには
全米足病医学協会からの認定まで取得。
カラバリの豊富さやポップなルックスに目が行きがちだが、その本質はあくまで、足の健康をサポートする超ハイスペックサンダルなのだ。
② 自分は「日本人らしい足形である」と思っている人に
続いては、2019年生まれの新鋭ブランド「リグ(rig)」。
「ムグー」1万780円/リグ(メスタ 042-519-4944)
「日本人にとってもっとも快適な一足」を追求する、
日本初のリカバリーサンダル専門ブランドだ。
なかでも、甲部分を極限まで削ぎ落としたフリップフロップタイプの「ムグー」は、まるで裸足で歩いているような感覚と評判。その秘密は、日本人の足にフィットするように設計されたフットベッドにある。
青竹踏みと同様の効果を実現する土踏まず部分でアーチをしっかりサポートしつつ、指の付け根部分には膨らみを持たせることで、スムーズな足運びを実現。これにより
疲労軽減効果と、足で地面を掴むようなナチュラルな歩行感を見事に両立させている。
もちろん、クッション性抜群の厚底EVAソールも見逃せない。
一般的なサンダルと比較して約40%の衝撃緩衝効果をもたらすとともに、ゆりかご型のソール形状が安定した歩行を促してくれる。
リカバリーサンダルらしからぬ、ミリタリーテイストなデザインも魅力だ。
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