▶︎すべての画像を見る 8月上旬は、多くの地方で夏の暑さがピークに達する時期。外気温と比例するように、街行く人たちのサンダル着用率もグングン上昇中だ。
そこで今回は、街角スナップの中からサンダルコーデに注目。洒落者たちのスタイリングを観察しながら、タイプ別に夏の本命をチェックしていこう。
旬のリカバリーサンダルはボトムスを選ばない
清水貴太さん(31)
サンダル/ウーフォス
最近のトレンドとなっているのが、リカバリーサンダルの街履きだ。リカバリーサンダルとは、ランニングなどのスポーツ後に、足の疲労を回復させるために履くサンダルのこと。
本来はアスリートや日常的に運動する人がメインユーザーだったが、近年ではファッションアイテムとしても定着しつつある。
サンダル/ウーフォス
中でも人気を博しているのが「ウーフォス」のサンダルだ。リカバリーシューズのパイオニアとして生まれた同ブランドの製品は、丸みを帯びたフォルムが特徴的。
豊富な商品ラインアップを展開しているが、清水さんをはじめとするファッション感度の高い人たちからは、ブラック&ホワイトカラーのモデルが支持されている模様。
サンダル/ウーフォス
プレーンなデザイン、湾曲したソール、新鮮なボリューム感。フレッシュな存在でありながら、どんなボトムスとも相性がいいリカバリーサンダルは、この夏取り入れたいサンダルの筆頭候補だ。
レザーサンダルの狙い目はホールド型
大野剛史さん(29)
サンダル/ユナイテッドアローズ
「サンダルもいいけど、子どもっぽく見えるのが苦手……」という人には、レザーもしくは合皮を使った製品がおすすめ。夏のコーディネートに革靴の落ち着いた雰囲気を添えることで、若者ファッションとはハッキリと一線を画すことができるからだ。
大野さんのようにソックスを合わせて履くと、カジュアルなショーツスタイルもグッと引き締まる。
サンダル/エンダースキーマ
狙い目は、足の甲を覆うホールドタイプのデザイン。これならレザー素材の質感をたっぷり味わえる上、歩行時に足がサンダルの中でパカパカと動くことも少ない。
配色やソールの形状により、ドレッシーにもモードにも対応できるので、自分好みのスタイルに合ったものを選びたい。
サンダル/ブラドール
革靴の魅力を備え、その弱点である“足の蒸れ”に関する心配も無用。となれば、ハメを外し過ぎない大人のサマースタイルを求めるあなたに、ぜひ選んで欲しいサンダルのひとつだ。
さっと履けて軽快なトングサンダル
松永洋夢さん(22)
サンダル/ランチキ
いわゆる鼻緒が付いた草履やビーチサンダル型の履物は、トングサンダルと呼ばれる。シンプルなデザインゆえ、派手柄のボトムスなど個性的なアイテムを程よく中和してくれる効果あり。
さらに、防水性能に優れたモデルなら海から街までフィールドを問わず活躍。脱ぎ履きのしやすさや、着用時の軽快さはダントツだ。
ストラップサンダルはアクティブ派の足元に
金澤聖城さん(37)
サンダル/ザ・ノース・フェイス
足首や足の甲にストラップが付いたスポーツサンダルは、屋外のレジャーに向けて作られているため、丈夫でフィット感も高い。ソールが厚めに作られた製品が多く、長時間快適に履けるのも魅力だ。タウンユースでは特にショーツスタイルと相性が良いので、アクティブなスタイルを好む人にはうってつけ。
ミニマルなデザインが光る一体成型サンダル
宮島俊彦さん(43)
サンダル/イージー スライド
宮島さんが履く「イージー スライド」は、アディダスとカニエ・ウェストのコラボにより誕生したサンダル型フットウェア。
アッパーからソールまでを一体成型したデザインが特徴で、ロゴや切り返しなどを一切省き、波状の形状が印象的なシャークソールを採用している。スタイリッシュでモードな雰囲気を漂わせる、唯一無二の存在だ。
隠れ人気NO.1ブランドはドクターマーチン
武藤圭太郎さん(42)
サンダル/ドクターマーチン
ビルケンシュトックやキーンなど、名作サンダルで人気のブランドはいくつかあるが、今ひっそりと注目を集めているのがドクターマーチンだ。
ベルクロサンダルからミュールタイプまで全モデルに共通するのは、ワークブーツから始まった歴史を感じさせる堅牢な作りとボリューム感。夏の軽装にメリハリをつける、とっておきの隠し球だ。
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これからいよいよ夏本番。あなたのスタイルに合ったサンダルを選び、“サマーコーデの正解”に辿り着くことを願う。