日本ブランドも取り入れて楽しむファッションスタイル
そんなパク・ヒョンドンさんは「さまざまなスタイルを楽しむので、好きなブランドも多いんです」という。
確かに、投稿されるコーディネイトを見てもその多様さに驚かされる。
「最近は仕事でも着られるカジュアルベーシックが気になっていますね。ブランドだとアナトミカ、ニート、ウエアハウス、オールデンあたりでしょうか。基本は会社員なので(笑)」。
ニート(NEAT)のパンツがよく似合う。
好みのスタイルを固定せずファッションを楽しみたい! と思ってはいるものの、週5日は会社員として出勤しているため、メンズの定番ワードローブがベースになっているようだ。
そんなリアリティが共感にもつながっているのだろう。買い物をするショップも、全然気取っていない。
「San Francisco MarketやRandom Walk、RAUMに行ったり、オムニピープル(韓国の有名な古着屋)のようなヴィンテージショップもしばしば……。あまり知られていないヴィンテージショップで掘り出し物を探すのが好きなんです」。
こうして手に入れた洋服を親子で楽しむ姿もまた、まさにオーシャンズである。つづけて父としての一面も語ってくれた。
「幼い時にできる絆は、かけがえのないものなので、退勤後や週末は出来るだけ家族と一緒に過ごしています。子供は2人とも男の子なので、思春期がきたら友達と遊ぶ時間が多くなると思いますけど。
それは自分もそうだったので、仕方ないと心の準備はしています……と言いつつ、いざそうなったら寂しいんだろうな(笑)」。
子供たちとは目線を合わせて思い切り遊び、最大限、たくさんの時間を過ごすのがパクさんの流儀だ。
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