“新しいクラシック”を体現する2モデル
キングセイコーが新たに掲げたコンセプト「The Newest Classic」を体現する、限定モデルとスペシャルエディションについても触れていこう。
世界限定1700本。「SDKA003」SSケース、38.1mm径、自動巻き。38万5000円／キングセイコー（セイコーウオッチお客様相談室 0120-061-012）
世界限定1700本の「SDKA003」は、初代KSKの意匠を再現しながら、オリジナルにはないデザインを随所に取り入れている。
特筆すべきはケースフォルム。ケース厚をオリジナルとわずか0.5mmしか変わらない11.4mmに抑えるために、セイコーの現行機種で最も薄型の手巻きムーブメントCal.6L35を採用した。
ケースバックの中央に、盾のロゴが入ったゴールドカラーのメダリオンを配置。
また、セイコーブティックのみで販売されるパープルのダイヤルが美しい「SDKS011」は、かつて東京・亀戸に存在した第二精工舎の機械式時計工場の近くに佇む、亀戸天神の藤波にインスパイアされたスペシャルエディションだ。
「SDKS011」SSケース、37mm径、自動巻き。21万4500円／キングセイコー（セイコーウオッチお客様相談室 0120-061-012）
基本的なスペックはそのほかの「SDKS」と同様であり、特別なダイヤルカラーに合わせて製作されたライトグレーのカーフストラップが付属する。
カーフストラップを装着すると亀戸天神の藤波のイメージがより強くなる。
どのモデルにも共通するのは、小ぶりなサイズでありながら腕元で抜群の存在感を示すことだ。
キングセイコーのDNAを受け継ぐ最新作は、その洗練されたデザインによってセイコーの新たな可能性を見出している。
［問い合わせ］セイコーウオッチお客様相談室
0120-061-012 
