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Day 16 TUE.
洗濯先進国ドイツの洗剤よ、娘に拒絶された父の哀シミも洗い流しておくれ

 

液体洗剤 2L 2640円、ソープバー550円/ともにソネット(おもちゃ箱 0120-070-868) [ユースケ]Tシャツ5390円/ザ デイ × ビームス プラス(ビームス 六本木ヒルズ 03-5775-1623)、パンツ3万5200円/レインメーカー 075-708-2280 [メグム]ニット1万2100円、パンツ9680円/ともにビームス ボーイ(ビームス 新宿 03-5369-2140)


胸にさりげなくロゴが入った濃紺のTシャツに純白のスウェットパンツ。

清潔感のあるTシャツスタイルの見本というべきコーディネイトを纏ったユースケだったが、今日もまたメグムに洗濯物を一緒に洗うことを拒否されてしまった。

「オレのはワンコの服と一緒かよ……」 「だって私の服にニオイや汗がついちゃうかもしれないじゃん」。

これにはユースケも思わずキレた。「あのな、オレはともかく、この洗剤をナメんな!」。

洗剤は新しく使い始めたドイツ生まれのソネットである。石油化学系の原材料や合成香料といったケミカル成分を使用せず、植物性や鉱物性原材料だけを使用するのがこだわり。

どの洗剤も使用後は微生物に分解されて自然に還るというオーガニックのストロングスタイルを貫く。

「肝心の洗浄力も優秀で、天然のエッセンシャルオイルによる香りも最高。だから、ニオイや汗なんかを気にする必要もない。それにまとめて洗濯したほうが水の使用量も少なくて済むし、環境にも優しいじゃないか!」

「……しょうがないなぁ。試しに1回だけね(ウザッ!)」。

「部長びんびん“美顔・美ボディ”物語」とは……
大手総合商社・亞藤忠物産に勤務している平山ユースケ。順風満帆なエリート街道を歩むも、コロナ禍がスタンダードとなった現在、ズボラな性格が悪い意味で炸裂。テレワークの日々でルックスへの関心は薄れ、身だしなみや健康維持に費やす時間は皆無となっていた。
そんなユースケに突如としてニューヨーク行きの話が持ち込まれる。「こうしてはいられない」と、臭い・醜い・精神状態が危ないの三拍子揃ったヤバゴリラに変わり果てた自分を奮い立たせ、31日間のウェルネスブートキャンプに身を投じるユースケを待ち受けていたものとは......。
「部長びんびん“美顔・美ボディ”物語」のDay1~2はコチラ。
「部長びんびん“美顔・美ボディ”物語」のDay3~4はコチラ。
「部長びんびん“美顔・美ボディ”物語」のDay5~6はコチラ。
「部長びんびん“美顔・美ボディ”物語」のDay7はコチラ。
「部長びんびん“美顔・美ボディ”物語」のDay8〜9はコチラ。
「部長びんびん“美顔・美ボディ”物語」のDay10〜11はコチラ。
「部長びんびん“美顔・美ボディ”物語」のDay12〜13はコチラ。
「部長びんびん“美顔・美ボディ”物語」のDay14はコチラ。
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西崎博哉(MOUSTACHE)、山本雄生、若林武志=写真 武内雅英(CODE)=スタイリング MASAYUKI(The VOICE)、古川 純=ヘアメイク 押条良太(押条事務所)=文 大関祐詞=編集・文

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