OCEANS

SHARE

セックスレスとマンネリ化に不満

@nd3000/iStock

@nd3000/iStock


続いては、夜の営みに不満を抱いている人たちの意見を見ていこう。
「セックスレスが続いているから」(40代/1年以上の頻度)

「プレイが雑でつまならない」(30代/2週間に1回程度)

「正直なところ飽きている」(40代/半年に1回程度)

「一緒に楽しんでしている感じがしない」(30代/2週間に1回程度)

「勃起を維持できないから」(40代/1カ月に1回程度)

「自分はED気味で嫁は忙しいので、そんな余裕がない」(40代/1年に1回程度)

セックスレスだから」という理由がもっとも多い結果となり、なかには「10年以上もしていないから」「満足・不満足以前の問題」と答えている男性もいた。ちなみに妻に言えない悩みを調査したアンケートでも同様の結果が出ていた。

続いて多かったのが「セックスのマンネリ化」について。「妻が受け身すぎる」「刺激が足りない」といった性行為に対する不満は、比較的セックスの頻度が多い男性の間で目立っていた。

一緒に過ごす時間が長いと、セックスが単調になってしまうのは仕方のないことだが、たまにはシチュエーションを変えてみたり、新しいプレイに挑戦してみる、といった努力も必要なのかもしれない。

あと身体的な問題を理由に挙げていた男性もチラホラいた。勃起不全や性欲の低下などは、加齢とともに忍び寄る問題。放置せず、病院などで治療を受けてみよう。

自慰行為はわずか2割



前述のように、セックスレスに不満を抱いている男性が多いことが分かった。では、彼らはセックスレスのとき、どのように対処しているのだろうか?

Q:セックスレス時は、どのように対処していますか?

① 特に何もしない 60%
② 自慰行為 19%
③ 風俗店を利用 6%

この通り、過半数の男性が「特に何もしていない」ことが判明した。自慰行為をしている人は2割ほどで、風俗店を利用している人もわずか6%だった。

「特に何もしていない」人の中には、「時が来るまで待つ」「我慢する」「対処しようとすら思わない」という意見も多く、意外にもセックスレスだからといって、何かアクションを起こす人は少ないようだ。


全5回でお届けした、コロナ前後の夫婦生活の“イマ”。セックスレスの悩みが浮き彫りになった一方で、約8割もの人々が夫婦仲が良くなったことも判明した。

夫婦のカタチは千差万別。この記事が、何かしら夫婦生活のヒントになれば幸いだ。

ネオ・マーケティング=アンケート協力
※調査対象:既婚の30〜49歳の男性200人

SHARE

次の記事を読み込んでいます。