明日25日はオーシャンズ7月号の発売日。ということで特集をチラリご紹介。
夏を楽しむ準備はいいかい?
Man for T-shirts, T-shirts for Man
すべてはTシャツのために
デニムにヘインズの白Tシャツをさらりと。研ぎ澄まされた極上のシンプルに勝るものなし、という結論はひとつの真実であろう。だが、この行間に「※ただしイケメンに限る」という現実が潜むこともまた真理。
我々(の大半)はモデルではないし、トップ俳優でもアーティストでもない。フツウのおじさんだ。無防備にTシャツを着るだけでは何のケミストリーも起きない。
だからこそ、「すべてはTシャツのために」行動を。
身だしなみやカラダ作りから、スマートな選び方、着こなし方まで。夏本番の到来前に、全方位的に点検しておくべし。
[STEP 01]身だしなみ編“Tシャツ一枚”で自信が持てる身だしなみの極意多くの男が理想とする「Tシャツ一枚で絵になる男」。これがめっぽう難しい。Tシャツのデザイン、シルエットはもちろん、体型など、押さえるべきツボはさまざま。
なかでもモノをいうのが身だしなみである。
そもそも数ある男の服のなかでもTシャツは特に肌の露出度が高いアイテム。ゆえに髪や肌、ムダ毛のメンテナンスといったグルーミングへの意識が印象を大きく左右する。
そう、Tシャツ姿が格好いい男になるには、まずは自分自身を磨いてほしい。
[STEP 02]モノ選び編オーシャンズ流 賢き、楽しきTシャツ選びTシャツ選び。僕らの夏の始まりを告げる恒例行事には、はっきりいって無限の選択肢がある。だから面白いのか、難しいのか。
両方正解なのだが、ここでは羅針盤なく航海へ出るのが心配な皆さんに、オーシャンズなりの回答を示したいと思う。
あくまで楽しく、ときにウィットに富んだ賢きセレクトをご覧あれ。
[STEP 03]コーディネイト編Tシャツ姿が「大人見え」するコーディネイト26オーシャンズ流の視点でTシャツを選んだら、次は着こなし。まるで教科書のような展開だが、誤解を恐れずに言えば、Tシャツのコーディネイトにルールなんてないと思う。変な理屈よりも直感を信じればいい。
唯一気になるのは、それが大人に相応しい出で立ちであるかどうか。
そこで、これからの季節によく着る組み合わせやシーン・アイテム別にスタイルサンプルを作ってみた。迷ったときの道標にしてほしい。
[STEP 04]ボディメイク編部長びんびん“美顔・美ボディ”物語大手総合商社・亞藤忠物産に勤務している平山ユースケ。経産省管轄の業務に携わり、同期の中では出世頭。重役とともに参加する政財界大物たちとの会合もしばしばで、上層部からも一目置かれている。
順風満帆なエリート街道を歩み、ゆくゆくは役員への出世を目論み仕事に邁進するも、コロナ禍がスタンダードとなった現在、ズボラな性格が悪い意味で炸裂。
テレワークの日々でルックスへの関心は薄れ、身だしなみや健康維持に費やす時間は皆無となっていた。
「Y田A作よりTシャツが似合うオトコ」を自負し、自慢のボディを誇示していた頃の面影は微塵も感じさせない状態だ。
そんなユースケに突如としてニューヨーク行きの話が持ち込まれる。
「こうしてはいられない」と、臭い・醜い・精神状態が危ないの三拍子揃ったヤバゴリラに変わり果てた自分を奮い立たせ、31日間のウェルネスブートキャンプに身を投じるユースケを待ち受けていたものとは……。