実際に、TB-7でハーフを回ってみた! その結果わかったことは……
──TB-7の特徴とフォーティーンの歴史がおおむねわかったところで、いよいよふたりのラウンドをお届けしよう。パトリシオ ではお願いします! ショートホール125ヤードと……うん、だいぶ緊張してるわ(汗)。
肥野 力抜いてこ〜(笑)。
パトリシオ お、いいかも……!
肥野 ナイスオン!(マジか!)。
肥野 良かったと思う。ちゃんと球がつかまってたね。
パトリシオ まだティーショットしか打ってないけど、
気持ち良かったのは間違いないっす。あれ、肥野さんバンカー?
肥野 いや試打だからあえてインしたのよ。距離のあるバンカーからどう狙うかっていう(汗)。
パトリシオ おお、ナイスアウト! てかピンそばだし。さすが!
肥野 パト、T
B-7は初めて振るのに……もしかして絶好調?
パトリシオ ほんと不思議なんだけどフィーリングが合うんですよ。TB-7、かなり気に入りました。
──ラウンドはいよいよ最終9番へ。パー5のロングホール。最後は真剣勝負、ウッドは使わず、グリーンまでアイアンのTB-7のみでプレーする。パトリシオ (肥野さんガチの空気やん……)うっわ、フェアウェイど真ん中。グッショ!
肥野 あざっす!(ふう〜)。
パトリシオ んじゃ行きますよ〜(負けたくない!)。
肥野 ナイッショ!
パトリシオ 打った感覚もインパクトの音も気持ち良かった!
TB-7の“打感がいい”って感覚、なんだかわかった気がします。
──ティーショットはともにフェアウェイをキープ。2打目は、得意の距離が残る位置を狙うのが良さそうだ。肥野さんは残り100ヤードのベストポジションへ。一方のパトリシオさんは……!肥野 左! OBか!
──コーン!肥野 うっそ。
──パトリシオさんのボールは左のOB杭に当たり、フェアウェイセンターに戻ってきた。パトリシオ まさかの〜(笑)。でも確かに今の2打目は、感触が良くなかったです。クラブがミスショットを教えてくれる、ってこういうことか。
肥野 そう。ちょっとした
ミスショットをきちんと把握できるクラブを使うのは、ステップアップのためには大事なことなんだよね。
──いよいよグリーン周りの勝負。パトリシオさんの4打目はバンカー超えのアプローチ、約30ヤード。プレッシャーのきついタフショットだ。肥野 これいいよ!
──パトリシオさん、なんとピン横1.5メートルにつけた。パトリシオ よし。パットは絶対に決めます。パーいただきますよ。
──肥野さんはわずかにグリーンオーバー。4打目のアプローチも果敢に攻めたが、カップを大きくオーバー。残り6メートルのパーパットを外し、惜しくもボギーでホールアウト。そしていよいよパトリシオさんの5打目、ウイニングパットである。肥野 ナイスイン! お見事!
パトリシオ ありがとうございます! 肥野さんに勝った(笑)!
肥野 パト先生、次回絶対リベンジさせて。日にち決めよう!
パトリシオ 何言ってるんですか、まぐれ……いや、TB-7のおかげですね。
肥野 シンプルな見た目が格好良くて、
安定感は抜群、そして中級から上級へのステップアップにも最適なTB-7の良さを感じてもらえたようで、何よりだよ。
パトリシオ さすが肥野さん、締め方も、わかってらっしゃる(笑)。
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アイアンとしての性能の追求と、それがもたらすシンプルながら洗練されたスタイリング、そしてフォーティーンのブレない哲学によって生まれた「TB-7 フォージド」。
どうやら中・上級者のみならず、これからゴルフを長く楽しみたい初心者も、覚えておいたほうが良さそうだ。
[問い合わせ]フォーティーン027-387-8760www.fourteen.co.jp