![](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/39552/images/editor/8a8380f33b1b6f2901fdbe058d0d070fb76992f5.jpg?w=850)
国産の電動アシスト自転車や電動バイクはまだまだ少ないし、欲しいものは街でもカブりがち…… という悩みは、もう今年で終わりかもしれない。
以前紹介した「
可愛くて頼れる電動バイク」のほかにも、先日開催された東京モーターサイクルショーでは格好いい電動アシスト自転車&電動バイクが、新時代を告げるかのようにぞくぞく登場していたぞ!
イタリアン電動アシストMTBの最高峰
![「XXF2.0ファクトリー」。価格144万6500円/ファンティック(モータリスト https://motorists.jp/)](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/39552/images/editor/74954c3b0b35c6e270c6de7c2d387c46252c84fc.jpg?w=850)
「XXF2.0ファクトリー」。価格144万6500円/ファンティック(モータリスト https://motorists.jp/)
見た目のカッコ良さだけでなく、高い機能性も伴う電動アシスト自転車を求めるなら、ファンティックの電動アシスト型MTBの最高峰「XXF2.0ファクトリー」がオススメだ。
オフロードバイクを得意としているイタリアのファンティック・モーター社。エンジンバイクだけでなく、すでにいくつかの電動アシスト型MTBをラインナップしている。
同社の電動アシスト型MTBは、既成概念にとらわれず、これまで蓄積されてきたオフロードモーターサイクルの知識が活かされている。
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例えばオフロードモーターサイクル同様に前輪が大径で、後輪には小径でファットな幅広タイヤが備えられ、リアサスペンションはトラクションを重視したリンク式が採用されている。
さらにパワフルなモーターは「パワーアシストは坂を上るため」という概念を覆し、下りでもタイトなコーナーから誰よりも早く脱出できるよう制御設計されている。
見た目も約150万円と、お値段もなかなかの最高峰っぷりだけど、それだけの価値はあるイタリアン電動アシスト型MTBだ。
電動アシストの先駆者が放つ、新世代eバイク
![「ワバッシュRT」/ヤマハ](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/39552/images/editor/d99390313d55a458170f2d1750e36676075d20cc.jpg?w=850)
「ワバッシュRT」/ヤマハ
国産の電動アシスト自転車って、なんかママチャリのイメージがあって……なんていうのも、もう過去の話。先日ヤマハが放った新たな電動アシスト自転車2台は、スタイリッシュなフォルムが目を引くスポーツタイプだ。
ひとつはグラベル(未舗装路)をガシガシ走れる「ワバッシュ」。もうひとつは街乗りにも使いやすいクロスバイクの「クロスコアRC」。
![ワバッシュRTは乗ったままでもシート高の調整が可能。](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/39552/images/editor/f8080ac630849c2b6dd04a436eac822f4cf69e53.jpg?w=850)
ワバッシュRTは、乗ったまま手元でシート高の調整が可能。
オフロード走行を楽しめるワバッシュRTはフレアハンドルやサスペンション付きのドロッパーシートポストが採用されており、変速機は11段。
一方、街乗り重視のクロスコアRCはフラットハンドルとフロントにサスペンションフォークが採用され、変速機は9段となる。
![「クロスコアRC」/ヤマハ](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/39552/images/editor/420f2823611c532dd5f0785f809e4a31628aa3f0.jpg?w=850)
「クロスコアRC」/ヤマハ
どちらもモーターはコンパクトで、バッテリーは細いフレーム内に内蔵されているため、ぱっと見では電動アシストとはわかりにくい。
それでいて走行時の速度やペダルの回転数、ペダルをこぐ力、角度から瞬時に最適なモーターアシストを発揮する。
スマートなフォルムから想像できないようなパワフルかつ繊細なアシストは、さすが世界で初めて電動アシスト自転車を作ったヤマハならではの味……と思いきや、長年のノウハウだけでなく、実際に実験で走り込んで細かな制御値を探り出したのだとか。
そこまでやるから、老舗の味が守られるのだろう。
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