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2022.04.15

ファッション

J.CrewとEARLS Collectionを編集部員が購入!オーダーしたアイテムに満足できたのか?



日本のショップにはない、いいブランドは、インターネット上にまだまだある。

前編に続きここでは、アメリカの老舗「J.クルー」とオーストラリアのブランド「アールズ コレクション」のスウェットをオーシャンズ編集部員が取り寄せました。

レビューしたのはこの3人

オーシャンズ編集部 デスク
蒲池琢磨 Age38
“動きやすいウールパンツにスウェット”が定番スタイル。スウェットの着用率は編集部随一。無地のダークカラーを好み、シルエットはワガママボディを満たしてくれるゆったりが気分。

オーシャンズ編集部 デスク
三橋真央 Age41
休日は子供と公園をハシゴするときも、趣味のバスケットボールに興じるときもスウェットが相棒。無地、ロゴ、デザイン系と雑食だが、ダボダボな見た目は嫌い。180cm、72kg。

オーシャンズ 編集部
布施加奈子 Age27
スウェットにデニムもしくはスラックスが基本のアラサー編集部員。最近は古着のカレッジロゴスウェットにハマり中。170cmオーバーの長身で、ときにはメンズサイズも余裕で着こなす。

アメリカの老舗はサイズ選びが難しい!?

 

[J.クルー]1983年、アメリカ東海岸で創業。当初はカタログ通信販売を専門としていたが、’89年にニューヨークに路面店を開業し、米国内を中心に展開を拡大。商社やアパレル企業とライセンス契約を結んで日本にも出店していたが、2008年に撤退している。下のタグは持続可能なモノ作りへのコミットを示すもの。web:www.jcrew.com/jp instagram:@jcrew


蒲池 俺は同じアメリカブランドで、モダンで先鋭的なパンゲアとは対極なイメージがある老舗のJ.クルーに改めて注目してみた。コロナ禍で経営破綻して事業再編に入り、現在の状況はどうなのかも気になって。

三橋 みんな好きだよね、J.クルー。あのカタログの世界観は永遠に色褪せないと思う。オンラインで買えるスウェットは多かった?

蒲池 想像していた以上にバラエティ豊富。同じようなモデルで素材や加工感が違うものもあって、すぐには決めきれないくらい。個人的には、もう少しサイトに掲載する商品を絞り込んでもいいのでは、と感じたかな。

 

スウェットModel:Garment-dyed french terry crewneck sweatshirt、Color:Deep cocoa、Size:M、Price:1万1452円 パンツModel:Slim french terry jogger sweatpants、Color:Deep cocoa、Size:M、Price:1万3100円


布施 最終的なチョイスが褪せ黒の上下とパープルのショーツですね。これ、Mだと蒲池さん(のワガママボディ)には小さくないですか?

蒲池 ウルサイな!USサイズ表記だったから、夏に向けてカラダを絞る期待も込めてLを避けてみたものの、クラシックフィットにしたのがまずかったかな(注:商品によってクラシックフィットとトールフィットが選択可能)。

 

Model:Lightweight french terry dock short、Color:Purple twilight、Size:M、Price:9805円


三橋 好みは人それぞれとはいえ、王道の安定感あるシルエットでいいと思う。変にオーバーサイズブームに流されていなくて、大人が安心して着られる。

布施 サイズは日本で着ているものと同じ感覚で選べば間違いなさそうですね、蒲池さん。

オーストラリア発ラグスポブランドの実力は!?

 

[アールズ コレクション]元スポーツ選手のルイ・ブラウンが2018年にオーストラリアで創業。伝統的なスポーツグラフィックをモダンなシルエットの服に落とし込むことで、機能性を追求するアスレチックウェアと差別化。どこにでも着ていけるスポーツ服をコンセプトとしている。web:www.earlscollection.com instagram:@earlscollection


三橋 最後はスポーツマン目線で気になったスウェットを。オーシャンズ本誌2021年6月号「スポカジ特集」のリサーチで見つけたアールズ コレクションというオーストラリアのブランドのもの。

蒲池 グラフィックがまさに直球でスポカジ。今季はバスケがテーマ?

三橋 そう。それが自分の趣味とリンクして見事に刺さってしまった。

布施 たっぷりとしたドルマンスリーブはスポーツウェアとしての役割を意識したものかもしれませんね。

 

左Model:Net crew、Color:Heritage black、Size:Heritage black、Price:120ドル 右Model:Evolution of the basketball crew、Color:Gray、Size:M、Price:120ドル


三橋 実際、袖ぐりが深いとウォームアップ時に動きやすいし、日常着としても楽。着丈は極端に長くないから、大人らしい見た目は保てそう。よし、決まった。これを来週の練習に着ていこう。

蒲池 それが狙いだったのか!さすが抜け目ない。でも今回調べてわかったのは、各国にまだまだ知られていないアスレチックウェアブランドやスウェットに強いブランドが山ほどあるってこと。

三橋 そして当たり前だけど、モノの質感やシルエットは取り寄せて着てみるまでわからない。スウェットなら多少のサイズのブレは許容できる人も多いだろうから、このレビューを参考にトライしていただければ幸いです!

椙本裕子=写真 菊池陽之介、来田拓也、松平浩市=スタイリング 加瀬友重、髙村将司、増山直樹、礒村真介(100miler)=文

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