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2022.04.05

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デニム好きがチェックすべき「ディースクエアード 表参道」。どこを撮っても絵になる店内に潜入


毎シーズン斬新なアイデアを発信し、多くのファッション通を魅了している「ディースクエアード」。デザイナーで双子のディーン&ダン・ケイティン兄弟の想いが込められた新たなコンセプトショップが表参道ヒルズ内にオープンした。

フォトジェニックな出来栄えとの評判を確かめに潜入だ!



マットブラックの波板をあしらったエントランスをくぐり、まずは店内を一望。



ほうほう、メタルを基調に、コンクリートや大理石、革、木材など、さまざまな素材やその色味を織り混ぜることで開放的な雰囲気に仕上がっている。

確かに、どこを撮っても「シャキンっっ!」とした雰囲気になりそうだ。



店内の回遊性を高めた風通しの良い作りも好印象。メンズ・レディスといった境目を感じさせないレイアウトも今っぽい。

で、「ディースクエアード」といえばデニムは外せない! というわけで、さっそく店舗奥のデニムコーナーへ。



海外セレブたちからの支持も厚いダメージやペイントなどの加工を施した存在感あるプロダクトが、バリエーション豊かに並べられている。

ここまで充実したラインナップが一同に集められているのも、これまでの「ディースクエアード」のショップにはなかったはず。こりゃ、圧巻だ!



商品ディスプレイにはメタルハンガーやグレーチングシェルフといったメタルの什器を使いつつ、チェックのベンチや天然素材のココマットといった真逆エッセンスをプラス。

無機と有機のコントラストを共存させた空間づくりは、ミックスカルチャーを得意とする「ディースクエアード」ならではとも言える。

店内の端々のディテールがいちいち絵になるのがニクい。

デニムコーナーからふと目を移すと、こんな非常口が。



デザイナーが日本のいわゆる「非常口」に興味をもち、ショップ仕様にモディファイしたらこうなったんだとか。商品以外の見どころが随所に潜んでいるのも面白い。



そして、カラーカーペットと花柄の壁紙のフィッティングルームがなんとも印象的だ。

ブランド特注品というのもすごいけど、シーズンごとに内装をガラリと変えるべく、張り替えが可能なのだそう。訪れるたびに驚きを与えてくれそうな、アミューズメント空間さながらの演出である。

ただ服を見て、着て、買うだけじゃない。「ディースクエアード」のニューショップには、そこを訪れなければ得られない価値が店舗いっぱいに敷き詰められていた。


「ディースクエアード 表参道」
住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ本館1階
電話番号:03-6434-7310
営業:11:00〜21:00、日曜は20:00まで

外山壮一=文

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