ナチュラルストレッチのナイロン地はサステイナブル素材。それでいてラグジュアリーな雰囲気を醸し出しているのがヘルノのうまさである。デニムにもウールパンツにも合う、この時季活躍間違いなし。12万1000円/ヘルノ(ヘルノ・ジャパン 03-6427-3424)
ジェンダーレスな服を多く見受けるようになってきた昨今。実際着てみると快適なものが多く、新しい発見もある。
でもそんな服の魅力に触れることで逆に、今まで好んで身に着けてきた「男好み」の服やギアもまた、やっぱりいいものだと再認識するのである。
例えばこのヘルノのコート。軽快な仕立てのなかに武骨なミリタリージャケットのデザインを取り入れているところが我々の心をくすぐる。
バイオベース素材を積極的に使用し、サステイナブル視点のアップデートを心がけているのも好感が持てる。
独自のトリプルレゾリューションテクノロジーを採用した撮像素子、より広いISO感度域など、技術面で大きな進歩を遂げている。「ライカM11」ボディ118万8000円/ライカ 0120-055-844
そしてM型5年ぶりの新作となる「ライカM11」も男好みの筆頭。
伝統的なレンジファインダーカメラの外観と最先端のテクノロジーが融合している点が、我々の心を掴んで離さないM型の魔力だ。
ライカの様式美を熟知した、ベルリン芸術大学のアヒム・ハイネ教授がデザインコンセプトを担当。「ライカL2」 SSケース、41mm径、手巻き。181万5000円/ライカ 0120-055-844
そのクラフツマンシップを同じように注いだ腕時計「ライカL2」にも注目を。リュウズを引くのではなくシャッターボタンのように押し込んで操作する点がライカらしい遊び心なのである。
ラギッドな味、伝統へのリスペクト、機能美、ユーモア……このあたりが「男好み」のエッセンスなのだろう。絶対に手に取って、その良さを確かめてみたくなるのだ。