デニムの原点といえば、リーバイス®の501®。それは間違いないけれど、そんな名モデルは時代によって目まぐるしく変化してきた。
実は今、1940〜1960年代の復刻版が注目されている。その理由は、懐かしくも新鮮に感じるシルエットやディテールにあり。
そこで各々の特徴を活かした着こなしを、エポックメイキングなモデルをピックアップして考えてみた。やっぱり気分が上がる大人のアメカジに、名作デニムは欠かせない!
ファッションデニムの元祖「1947」501®
デニム3万3000円、ジャケット3万5200円、Tシャツ1万5400円/すべてリーバイス® ビンテージ クロージング(リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501)
第二次世界大戦が終わり、それまでの物資不足は徐々に解消。人々がデニムをファッションとして楽しみ始めた1947年当時の501®は、スリムなフィットに特徴がある。
それを忠実に再現したのが「1947」501®。今、絶賛再注目されているボリュームのあるワークブーツを合わせても都会的に見えるのが持ち味だ。
紙パッチではなく、厚みのあるレザーパッチを採用しているのも見逃せない。
レトロな配色のボーダーTやデニム地のブルゾンと飾り気のない王道アメカジを演出しても、太ももから膝下までストンと落ちる綺麗なストレートは、軽快に見える。
よりスタイリッシュなほっそりストレート。
スキニーよりもゆとりがある細身のストレートが好みなら、「1947」501®が今最も新鮮で旬な選択肢と言えそうだ。
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