「街角パパラッチ@表参道ヒルズ」とは……
開館16周年記念でリニューアルしたばかりの表参道ヒルズ。そこにニューオープンしたショップにオーシャンズが駆けつけ、看板スタッフと注目アイテムをパパラッチ!
同じく16周年のオーシャンズが見つけた、ナイスな“物と者”を一挙に紹介していこう。
「マークアンドロナ」の人気ECがリアル店舗になった!
モルタルや白を基調とした内装には、惜しまれつつも閉店となったハワイアラモアナ店の什器をリユースしたり、旧店舗 で使用していた内装の一部を活用するなど、社会や自然環境を意識したエシカルなコンセプトを掲げている。
「マークアンドロナ」の公式オンラインストア「マーケットストア」が初めてリアル出店。
ブランドのハイエンドなスポーツライン「コード」 や、斬新なコラボが人気の「アラーム」など、オンライン上で人気のプロダクトを手に取ることができる、最新のコンセプトストアだ。
その店頭で指揮を取るのが山本さんだ。
山本朋生さん
迷彩柄の袖が目を引くトップスはダンボールニット素材。丸みのある独特のフォルムが、気分のオーバーサイジングとマッチする。そこにスキニーなボトムスを合わせて、ボリュームのコントラストを楽しんでいる。
モノトーンスタイルがお似合いなだけに、彼の推薦アイテムもシックなものかと思いきや、キュートなトートが現れた。
フロントを飾るワッペンもアイコニック! 反対側にはスマートフォンサイズのポケットも。1万9800円/ホーンガーメント(マーケットストアバイマークアンドロナ 03-5843-0965)
ウエットスーツにも使われるネオプレン生地を採用した「ホーンガーメント」のバッグは、黄×黒の迷彩と、マリンテイストなロープハンドルを配した今シーズンの新作だ。
そのほかにも、今季スタートした「グラビスゴルフ」など話題のアイテムが目白押しだ。続いては……。
合理的にお洒落を楽しむ男のための初ショップ
“超のつく合理性”がコンセプトの「ケースリービー(K-3B)」による初のショップへGO!
ブランドを手掛けるのは、合成繊維の産地として知られる石川県のテキスタイルメーカー、カジナイロン。
彼らが、ファッションディレクターの干場義雅氏を迎えて作り出す最先端のビジネスユニフォームは、機能素材の快適さと着回しやすさが相まって、多くの話題を集めている。
そのコレクションの中身をすぐに理解できように使われているのが、各アイテムへのナンバリングシステムだ。
ジャケット、パンツといった型番に加え、下一桁が小さいほどカジュアルに、数が上がるごとにフォーマルになるよう設定されている。つまり、モノを見てコーディネイトを考えなくてもいい“合理性”があるのだ。それを巧みに着こなすのが看板スタッフの山田さん。
山田陽介さん
テーパードの効いたパンツに、ダンボールニットのジャケットを合わせた、カジュアルなセットアップスタイル。ちなみに品番は、ジャケットが「001_D」でパンツが「0_157_NG」。ここまで端正ならビジネスシーンでも問題ない。着心地も軽いうえに伸縮性があるので、袖をラフに捲って着こなしてもOK。シワにもなりにくい。
そんな山田さんが3つのおすすめを紹介してくれた。
[左]Tシャツ1万3200円/ケースリービー ゼロ、[中]パンツ2万4200円、[右]パンツ2万2000円/ともにケースリービー(ケースリービー 表参道ヒルズ店 03-6721-0338)
左のトップスは、本格的なスポーツシーンに対応する新ライン「ケースリービー ゼロ(K-3B ZERO)」より。袖には消臭効果のあるプリントが施されており、汗を気にしなくてもいい仕様となっている。
ジョガーパンツは、カーゴポケット付きのミリタリー仕様。スポーツシーンにはもちろん、街での活躍も必至だ。撥水・速乾にも優れている。
もう少しデザインで遊びたいのなら、アイコニックなブランドロゴが入ったグラフィックシリーズもおすすめ。こちらのほうが、よりスポーティな印象となるはずだ。
最後に向かったのはこちら。
あの人気ブランドが20周年で表参道ヒルズにお引越し!
オーシャンズ世代には「ロアー(roar)」で知られ、2018年に「ロアガンズ(roarguns)」へと進化した人気ブランドが、20周年という節目に、代官山から表参道ヒルズへと舞台を移した。
それがこのギャラリーロアガンズである。
自身のアパレルを中心に、 デザイナー濱中三朗氏自らが厳選したアートやセラミックなどを取り扱う、ファッション×アートのハイブリッド型ショップとして新たなスタートを切った。
エントランス脇には、ドルクやマーティン・ワトソン、ニック・ウォーカーなど、世界を虜にしている現代アーティストの作品が。これらも購入可能というから驚きだ。同店の案内役が……
宮下 学さん
ブランドの新作を軸としたコーディネイトは、程良いリラックス感が漂う大人カジュアル。パンツのグラフィックは、デザイナーの手描きによるものだとか。その個性を黒のデニムシャツで受け止めた。スニーカーは「メゾン ミハラヤスヒロ」とのコラボ作だ。
そして、宮下さんが愛用するパンツが気になる!と伝えると、解説してくれたのがこのコーナー。
カーディガン6万4900円、シャツ5万2800円、ショーツ4万1800円、スニーカー4万6200円、シャツ4万8400円/すべてロアガンズ(ギャラリーロアガンズ 03-6804-6668)
中央に、同じグラフィックを載せたシャツとショーツがある。どちらも大きめにとられたシルエットが特徴で、ストリート感が漂う。シャツの背面には、iPadで描く話題のアーティストDUNKWELLによるグラフィックがプリントされている。
そして、同時に目がいくファイヤーパターンのカーディガンは、インターシャ編みによるものだ。これもTシャツに羽織るだけでインパクト大!
ということで、大人カジュアルの良きアクセント役になってくれる存在=同店と理解。ぜひ覗いてみよう。
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新生・表参道ヒルズに潜入したパパラッチ企画。今回のリニューアルで気になる新店で見つけた“物と者”のレポートはこれにて終了!
明日は、ちょっと変わり種の“モノ”をパパラッチしたいと思います!
[問い合わせ]表参道ヒルズ 総合インフォメーション
03-3497-0310www.omotesandohills.com/
※店舗により臨時休業や営業時間を変更させていただく場合がございます。詳細は表参道ヒルズのHPをご確認ください。