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2022.03.31

ニュース

ベアブリックの隠れ家とデニム好きの注目店に潜入。表参道ヒルズで覗くべき2店




「街角パパラッチ@表参道ヒルズ」とは……

リニューアルした表参道ヒルズに潜入して、気になる“物と者”をパパラッチしてきた本企画。第3段はこちらの方のパパラッチから。



おや、ベアブリックさんじゃないですか! ということで、いざ入店。

ベアブリックの隠れ家。ひたすら階段を下りた先に広がる絶景



世界中で人気を誇るベアブリック(BE@RBRICK)で知られるメディコム・トイ

もともと、表参道ヒルズの本館2階にあった旗艦店メディコム・トイ プラスがこの度、西館の地下2階へ移転。スペースもグンと広くなり、リニューアルオープンを果たした。

表参道沿いの入り口にはショーケースが。ここから階段をひたすら下りていく。

表参道沿いの入り口にはショーケースが。ここから階段をひたすら下りていく。


エントランスは、表参道に面したこちら。複数のベアブリックが入ったウッドケースが目印で、センターのサイネージに表示されるベアブリックのアニメーションが地下へと案内してくれる。

そこから階段を下り、地下2階に着くと、先ほどのスケルトンのベアブリックがゲストを出迎えてくれるのだ。



ベアブリックの中のハートは、磁力によって形状が変化する磁性流体を内蔵している。

そして店内はというと……。



以前のラボのような雰囲気とは異なり、自然とデジタルが融合したユニークな空間にアップデート。テーマは“NATURE & FUTURE”だ。

 
温かみのあるウッドをベースに、店内には植物を数多く配置。ここが地下だとは思えない癒やしが広がる一方で、壁面や床にはプロジェクションマッピングやデジタルサイネージを展開。BGMとともに“フューチャー”な彩りを加えている。 



また、貴重なアーカイブもディスプレイされており、ある意味ギャラリー的に眺める楽しみすら持っている。

新作をチェックするだけではモッタイナイ同店、海外からのファンが殺到する前に、一度はチェックしておくべきである。


デニム好きはここもお忘れなく



表参道ヒルズといえばファッションだ! ファッションといえばデニムだ! ということで最後は、メインエントランスから直進すると辿り着く「ディースクエアード」へ。 

世界に先駆け、ニューコンセプトを採用した表参道店は、ブランドのオーナー兼クリエイティブディレクターであるディーン&ダン・ケイティン兄弟と、イタリアの建築事務所とが共業。ユニークなショップへと仕上がっている。

なんとデニムコーナーもある! デニム好きは立ち寄り必須である。 

なんとデニムコーナーもある! デニム好きは立ち寄り必須である。 


これまでのウッディな店構えとは異なる雰囲気で、波板、メタル、コンクリートといったインダストリアルな素材と、大理石やレザーなどの天然素材が共存。

FRAGILEとステンシルされた什器もチープシックといった印象で、従来のラグジュアリーの価値観は見事に打ち砕かれる。 



そんな店内にはメンズもレディスも分け隔てなく並ぶが、特に注目したいのがショップ限定のアイテムだ。ストリートアートを思わせるフローラルにグラフィティをオンしたプリントは今季のいち押し。ほかにも小物など計7点がラインナップする。 


エレガントなフラワーパターンにグラフィティを乗せた開襟シャツは同店限定。11万3960円/ディースクエアード(ディースクエアード 表参道ヒルズ店 03-6434-7310)



爽やかなミントグリーンのボディにラフにグラフィックをオン。9万5700円/ディースクエアード(ディースクエアード 表参道ヒルズ店 03-6434-7310)


ちなみに、後ろで輝くのは店内でもひと際存在感を放っていたネオンメッセージ。記されているのは「DSQUARED2 NO GENDER JUST LOVE」。

あらゆる固定概念をぶっ壊すパワフルなショップである。



ということで、前編中編と巡った全8店。気になる物だらけであると同時に、そこにいる“者”も素敵だということがおわかり頂けたと思う。

お近くを通った際にはぜひ、最新のモノをゲットしに立ち寄っていただきたい。



[問い合わせ]
表参道ヒルズ 総合インフォメーション
03-3497-0310
www.omotesandohills.com

※店舗により臨時休業や営業時間を変更させていただく場合がございます。詳細は表参道ヒルズのHPをご確認ください。

恩田拓治=写真 前原静蘭=文

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